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2007年10月09日(火)
日本の銅製錬メーカーと海外鉱山の2008―09年積み買鉱交渉(年末交渉)が、現地9日のロンドン金属取引所の年次会合(LMEディナー)に合わせてロンドンで行われる。足元の鉱石需給は引き締まっており、鉱山会社が買鉱条件の引き下げを提案するのは必至の情勢だ。
しかし製錬側は07年7月―08年6月積み条件(年央条件)のTC(溶錬費)トン50―55ドル、RC(精錬費)ポンド5―5・5セント以上を要求していく構えを示しており、今回も交渉が長期化する可能性がある。
しかし製錬側は07年7月―08年6月積み条件(年央条件)のTC(溶錬費)トン50―55ドル、RC(精錬費)ポンド5―5・5セント以上を要求していく構えを示しており、今回も交渉が長期化する可能性がある。
大手非鉄製錬8社の2007年度下期の地金生産計画が5日出そろった。銅はパンパシフィック・カッパー(PPC)や住友金属鉱山が生産能力の増強を進めた結果、受託生産重複分を含めた8社合計は82万6861トンと前年同期比3・3%増産となる見通し。
鉛は一部で原料の廃バッテリーの集荷状況が改善したものの、引き続き2・7%の減産を計画している。亜鉛は2・5%増える見通しだ。
鉛は一部で原料の廃バッテリーの集荷状況が改善したものの、引き続き2・7%の減産を計画している。亜鉛は2・5%増える見通しだ。
双日は4日、カナダの特定目的会社で、同社100%出資の双日タングステンリソーシズを通じ、タングステン精鉱のプライマリーメタルズ(本社=カナダブリティッシュ・コロンビア州)に対し、カナダ・トロントベンチャー証券市場において友好的な株式公開買い付け(TOB)を実施したと発表した。