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2002.06.03
1. 新日鉄、三菱商事と共同で鞍鋼からCCLを2基受注
2. 大手高炉、02年度積み鉱石値下げ合意
3. 平沼経済相、APEC提言を歓迎
4.中国暫定セーフガード、輸出抑制姿勢で一致
5. 亜鉛鉄板5社決算、淀川製鋼初の赤字
6. 大同マテックス、外注加工を増加
7. サンサウス工業、プレスラインを改造
8. オカグレート、OEMで扱い製品拡大
9. 東京地区の冷薄、品薄感映し強含み
10. 東京地区のステン薄板、値上げ姿勢強固
11. 大阪地区の一般形鋼、強含み推移
2. 大手高炉、02年度積み鉱石値下げ合意
3. 平沼経済相、APEC提言を歓迎
4.中国暫定セーフガード、輸出抑制姿勢で一致
5. 亜鉛鉄板5社決算、淀川製鋼初の赤字
6. 大同マテックス、外注加工を増加
7. サンサウス工業、プレスラインを改造
8. オカグレート、OEMで扱い製品拡大
9. 東京地区の冷薄、品薄感映し強含み
10. 東京地区のステン薄板、値上げ姿勢強固
11. 大阪地区の一般形鋼、強含み推移
新
日本製鉄は、三菱商事と共同で中国・鞍山鋼鉄集団公司傘下の鞍鋼新軋鋼股●有限公司からカラーコーティングライン(CCL)2基を受注した。年産能力30万トンで、2003年2月の稼働予定。中国国内の建材市場向け供給を目的にしている。
●はにんべんに分
●はにんべんに分
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大手高炉、02年度積み鉱石値下げ合意
新
日本製鉄、NKKなど大手高炉は前月31日、02年度積み鉄鉱石価格交渉でBHPビリトンとハマスレー両大手サプライヤーと塊鉱について前年度比5%、粉鉱同2・4%それぞれ値下げすることで合意した。塊鉱と粉鉱のプレミアムは7・85セントと同1・1セント縮小された。鉄鉱石価格はこれで99年度以来、3年ぶりに値下げ。新日鉄をはじめ大手高炉は今後、ローブリバー、リオドセなどと順次、合意を目指し交渉を継続していく。
平
沼赳夫・経済産業大臣は31日の会見で、メキシコで開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)貿易大臣会議で、保護主義による不利益を拒絶する提言がなされた点に触れ、「米国などへ鉄鋼セーフガード(緊急輸入制限)措置の撤回を求め、かねて主張してきたことが提言に盛り込まれ、歓迎したい」と述べた。
中
国の暫定鉄鋼セーフガードが発動され10日を経過した。SG措置の運用詳細が最終確認されていないが、鉄鋼関係者らは現地需要家の鋼材調達への支障発生を懸念しつつ、本格セーフガードへの発展を避けるため中国向け輸出は当面、抑制せざるを得ないとのスタンスにある。
亜
鉛鉄板専業メーカーの02年3月期決算が出そろったが、建築需要低迷の影響からいずれも減収となった。製品販価がこの1年でトン1万円程度下落したことが大きな要因で、経常損益ではエヌケーケー鋼板が黒字となったが、淀川製鋼所、大同鋼板、川鉄鋼板が減益、大洋製鋼が赤字転落。当期損益は淀川製鋼所が初の赤字を計上したほか、大同鋼板、大洋製鋼が赤字、川鉄鋼板が減益となった。今期は各社、製品値上げを推進するほか、大同鋼板と大洋製鋼の事業統合(10月)、淀川製鋼所の不採算部門からの撤退など、合理化推進による収益改善を図る。
大
同マテックス(本社=川崎市、渡辺克彦社長)は今期(03年3月期)、加工機能の拡充とコスト削減を行い、経常利益を7000万円に倍増させる。売上高は、金型ユーザーの海外進出などを考慮し、前期比横ばいの43億5000万円を見込む。外注加工を増やすことで、商品の付加価値を高め、利益の拡大を図る。
サ
ンサウス工業(本社=愛知県愛知郡東郷町大字春木字太子47―1、南義継社長)は、プレスラインの60トンプレスを80トンプレスに更新し、異形圧延ラインも圧延幅を120ミリから200ミリに拡大した。同社の得意とする異形断面帯鋼・プレートのニーズに対して、より大きなサイズ(厚物、幅広)に対応することが狙い。
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