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2002年9月19日
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POSCO、2007年に自動車用鋼板の販売量を300万トンへ
・ NEDO、金属ガラスの創製を図る
・ 新日鉄堺、用地利用活性化に弾み
・ ダイワスチール、10月契約の関西向け小棒は500円値上げ
・ リオドセ、2002年鉄鉱石生産は1.3億トン
・ NEDO、金属ガラスの創製を図る
・ 新日鉄堺、用地利用活性化に弾み
・ ダイワスチール、10月契約の関西向け小棒は500円値上げ
・ リオドセ、2002年鉄鉱石生産は1.3億トン
韓国のPOSCOはこのほど、自動車用鋼板の販売量を2007年に300万トンへ引き上げる計画を策定した。01年の販売実績は141万5000トン。これを02年181万トン、05年240万トン、07年300万トンと拡大していく。とくに海外市場の対応強化をテーマに掲げ、07年までに輸出販売量を01年の50万5000トンから170万トンに引き上げることで全体の底上げを図る方針だ。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、革新的部材産業創出プログラムとして実施する「高機能高精度省エネ加工型金属材料(金属ガラス)の成形加工技術プロジェクト」の委託先を決定した。2002年度から5カ年のプロジェクトを本格的にスタートする。
新日本製鉄・堺製鉄所(堺市築港八幡町、所長=中村皓一・取締役)は用地利用の活性化に取り組んでいるが、このほど開催された大阪府地方港湾審議会で従来工業港区だった約48ヘクタールの無分区への変更が認められた。これを受け新日鉄ではトリガー事業として、約15ヘクタール規模で物販店やシネコンなどを含めた商業集客アミューズメント施設を建設する方向で検討を開始、2005年度末を目標に具体化を目指す方針である。
ダイワスチール(大西正之社長)は10月契約の関西地区向け小棒販価を前月比500円値上げしベース、トン当たり3万2500円とする方針を固めた。
リオドセ社の2002年鉄鉱石生産は、前年比500―600万トン増の1億3000万トンに上るもようだ。同社は北部システムの港湾拡張工事を進めており、山元と鉄道輸送などを増強することで、今後、中国などを中心とした需要増に対応する。