2003年01月22日
韓国の大手リローラー、現代ハイスコの金元甲・新社長は、2003―05年の中期経営計画において、「技術開発の推進、財務内容の改善、新規事業の育成、海外事業の拡大をテーマに掲げている」ことを明らかにした。

 また「現代自動車グループの鉄鋼メーカーとして、現代・起亜自動車の国内工場への鋼材供給責任を果たすとともに、車体軽量化・安全度向上など、両社の国際競争力アップに貢献していく」との方針も示すとともに、02年業績、03年の生産見通しなどを語った。

日本の高炉各社は、韓国の造船メーカーとの間で4月以降分の厚板の価格交渉を進めているが、当地の業界関係者によると、このほど新日本製鉄が4―6月期納入分としてトン330ドル(FOB)を提示した。これは今期比でトン当たり50ドル強の値上げとなる。

 日本の高炉各社と現代重工業など韓国造船メーカーとの価格交渉は新年入り後に開始、高炉サイドの提示価格が関係者らに注目されていたが、この結果、他の高炉各社も同様のスタンスで追随するものとみられる。



関東地区の鉄スクラップ業者で構成する関東鉄源協同組合(理事長=渡辺淳・丸和商事社長)は21日、2月積みの鉄スクラップ輸出入札を行い、前回比2120円高の平均価格1万6187円、計1万5000トンが落札された。前回の組合設立以来最高値1万4067円を更新、上げ幅も2120円高と過去最高となった。

新日本製鉄は20日、九州新幹線高架橋基礎工事用にNSエコパイル約760本、総重量約1万トンを受注したと発表した。回転杭の採用は九州新幹線工事では初。

 工事区間は熊本県八代市から熊本県八代郡千丁町にまたがる約2・7キロメートル(博多起点126・7キロメートル―129・3キロメートルの地点)で、昨年12月に着工、完成予定は04年末。NSエコパイルの受注としては、昨年の名古屋港線工事に続き最大規模となる。

中国の邯鄲鋼鉄は、薄板部門に本格進出する。この一環として第2薄スラブ連鋳機の導入と新冷延ラインの工事を計画している。このうち120万トン(年)の薄スラブCCは、一部試運転に入っている。これに続く新冷延ミルは昨年末から工事に着手した。

 新冷延は年産130万トンで、板厚0・3ミリ―1・8ミリ。稼働予定は2004年。これに合わせ、新たに30万トン(年)の溶融亜鉛めっきラインとカラー鋼板ラインの導入を計画している。CGLは、イタリアのダニエリに発注。2003年末の稼働を予定している。