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2003年03月03日
2003年1月末の国内向け薄板3品在庫(熱延・冷延・表面処理)は、379万5000トンで前月比5・3%の増加(前年同月比11%減)となり、4カ月ぶりの370万トン台を示した。熱延を中心にメーカー在庫が増えたためだが、季節的なものとコイル仕掛品の増加が要因とみられる。市中の需給ひっ迫からして、2月は再び在庫減に向かう見通しで、高炉メーカーも「在庫トレンドに全く変化はない」と見ている。
日本鉄鋼連盟が28日発表した1月末の普通鋼鋼材の国内向け在庫(メーカー・問屋在庫、速報ベース)は、前月末比3・1%増の546万7000トンで、2カ月連続の増加となった。輸出船待在庫は同21・2%増の151万5000トンで2カ月ぶりの増加。結果、総在庫は同6・5%増の698万2000トンと、4カ月連続の増加となった。鉄連では「在庫増は季節的要因によるもので問題はない」とみている。在庫率は前月末の98・1%から108・8%に10・7ポイント上昇(国内在庫率は110・7%から1・2ポイント上昇の111・9%)。
茂木商店と新正鉄鋼が合併し3月1日付で設立された新正茂木鉄鋼は、伊藤忠丸紅鉄鋼系列のブリキ販売会社として、安定的な経営基盤の確立と顧客対応力の向上を図る。ブリキ流通再編の新たなモデルケースとして注目される同社。
大手ヤードディーラーの扶和金属興業(本社=大阪市中央区、黒川友二社長)は、3月1日付で社名を「扶和メタル(株)」に改称し、新たなスタートを切った。2月に開いた取締役会で決定されたもので、役員の改選と、営業強化に向けた組織の一部統合および名称変更も同時に行っている。
村山鋼材(本社=東京都大田区、村山和雄社長)は、薄板部羽田工場(大田区東糀谷)において、レベラーラインのアンコイラーレベラー・ロール部分を全面更新した。2月中旬から本格稼働に入り、成品の平坦度や表面形状など品質向上で効果が表れており、需要家の高品質要求への対応力が高まった。今期(2002年10月―03年9月)の加工設備投資計画の第1弾と位置付けられ、薄板部門では今後スリッターのロールスタンド部分の更新も検討する。