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2003年03月10日
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高炉各社 03年度、一段の収益増図る
・ 住友商事、東北支社を分社
・ 関東鉄源協同組合、1―1.5万トン輸出入札
・ 関東地区の小棒、3万6000円中心 なお上値うかがう
・ ニッケンメタル、03年度からの新中期計画策定
・ 住友商事、東北支社を分社
・ 関東鉄源協同組合、1―1.5万トン輸出入札
・ 関東地区の小棒、3万6000円中心 なお上値うかがう
・ ニッケンメタル、03年度からの新中期計画策定
高炉各社は2003年度で、鋼材価格引き上げとコスト削減をテコに、一段の業績改善を図る。03年度の連結経常利益について、新日本製鉄はこのほど「02年度見込みの750億円から倍増の1500億円に引き上げたい」(関哲夫副社長)とのスタンスを示した。JFEホールディングスも「970億円から1500億円への増益を図る」(宮崎徹夫副社長)考えで、住友金属工業も400億円から「550億円以上に引き上げる」(橘昌彰副社長)。一方、神戸製鋼所は「上位方向で計画を立てたい」(森脇亞人副社長)、日新製鋼も「02年度下期のペースを維持することで増益を確保したい」(杉山卓常務)と、ともに一層の収益改善を具体化する方向性を示している。
住友商事は、4月1日付で東北支社を分社化し、新たに100%出資の地域独立法人「住友商事東北(株)」を発足させる。新会社を東北における住商グループの中核拠点とするため、東北での住商グループの機電の内販会社である住商マシネックス東北と、住商鉄鋼販売・東北支店を、住友商事東北に統合する。
関東地区の鉄スクラップ業者で構成する関東鉄源協同組合(理事長=渡辺淳・丸和商事社長)は、4月積みの鉄スクラップ共同輸出入札を12日に行う。前回、落札価格1万8040円(2月積み比1853円高)と最高値を更新、地区電炉メーカーは相次いで値上げ、購入価格(H2)は1万7000円中心に上昇した。今回は、けん引役の国際相場が反落しており、6カ月ぶりに値下がりする公算がある。
落札予定量は1万―1万5000トン。落札価格は、02年10月積みの1万60円以来値上がりし続け、前回の3月積みで過去最高値を更新。東京湾岸からの輸出価格は、02年10月比約6000円高のFAS1万7000円中心に続伸した。このため、地区メーカーは在庫確保のため値上げに追随、購入価格(H2)は湾岸1万6500―1万7000円、北関東1万7000―1万7500円に急騰した。
落札予定量は1万―1万5000トン。落札価格は、02年10月積みの1万60円以来値上がりし続け、前回の3月積みで過去最高値を更新。東京湾岸からの輸出価格は、02年10月比約6000円高のFAS1万7000円中心に続伸した。このため、地区メーカーは在庫確保のため値上げに追随、購入価格(H2)は湾岸1万6500―1万7000円、北関東1万7000―1万7500円に急騰した。
関東地区の小棒市況は、前週比トン1000円アップのベース3万6000円に中心値が切り上がり、さらに上値をうかがう展開だ。メーカーの値上げが急ピッチで進んでいるため、商社の唱えが強まっている。3万6000円に乗ったのは96年6月以来、6年9カ月ぶり。メーカー各社は、月内に販価4万円とする意向。鉄スクラップ高が市況を急速に押し上げている。
日鉄建材工業グループの鋼製型枠メーカー、ニッケンメタル(本社=東京都江東区、森尚武社長)はこのほど、2003年度スタートの新中期3カ年計画を策定した。この中で、同社は鋼製型枠「メタルフォーム」に関して、ダムプロジェクト向け営業を強化して普及・促進を図るほか、関西及び中国両地区で出先開設を検討しており、営業態勢を強化する方針。土木を取り巻く厳しい環境の中、経常ベースで黒字を確保する。