2003年03月14日
愛知製鋼は国内外で鍛造品事業を大幅強化する。国内では鍛造工場(愛知県東海市)内に第6鍛造工場を建設し、ローリングミル5号ラインを増設する一方、海外ではアジアでの能力増強の一環として中国・上海市に新しい鍛造工場、またタイに鍛造品の精整・検査工場を建設する。いずれも年内完成の予定で、特に中国では年間約3万トンと生産能力が倍増する。

丸一鋼管は13日、豪州パーマー・チューブ・ミルズ(PTM)社との間で、相互の溶接鋼管製造技術向上、顧客サービスの充実を目的に、販売・技術協力に関する覚書に調印したと発表した。相互協力の内容は、製品供給面でPTM社の製造規格を超える大型サイズ鋼管(200×200ミリ以上、6ミリ厚以上など)を丸一鋼管が供給する、技術面では(1)製造設備・製造技術情報の交換(2)商品マーケティング上での技術情報の提供(3)新規商品の開発―などで相互協力するというもの。



POSCOの2月の売上高は前年同月比2234億ウォン増の1兆600億ウォンとなり、2月単月として初めて1兆ウォンを超えた。営業利益は1570億ウォン増の2370億ウォン。粗鋼生産は215万1000トン、2万3000トン増だった。大幅増収増益は、鋼材販売価格の上昇、為替要因、コスト削減効果などによる。この結果、1―2月累計売上高、営業利益とも期初計画を上回り、粗鋼生産も451万2000トンと計画を9万7000トン上回った。

ステンレス流通大手のスチール(本社=大阪府吹田市南吹田、青山雅雄社長)は、チタン需要の拡大に向けチタン加工を手がけていくことにした。

 チタン素材の販売だけでなく、切断、溶接、穴開け、曲げなど単純加工から複雑精密加工まで手がけることにより、チタン需要の掘り起こしを行うというもの。そのためにこのほどチタンのカタログを3万部作成、全国ユーザーに配送した。同社ではチタン加工製品の受注・販売に関しても、ステンレス素材同様、ユーザーへの直販は行わず流通経由で販売していくとしている。

大阪鋼板工業(本社=大阪市大正区、田村吉史社長)は01年から、本社工場の抜本的な改革を進めていたが、昨年12月に一連の作業を完了した。冷延以降の高級品をターゲットにし、加工の品質向上と短納期対応できる態勢を整備した。

 設備はSRラインが加工精度を高め、製品が傷つかない対策を施した。スリッターも各種ラインを改善、薄物化対応を進め、ノンオイル専用ラインを創出し、ラインごとの特色を出した。今後、カラー鋼板など高級鋼板の加工ウエートを高めていく方針。