2003年04月02日
新日本製鉄は1日、03年度―05年度を実行期間とする中期連結経営計画を発表した。最終05年度で連結経常利益2500億円(02年度見込み750億円)、売上高経常利益率ROS9%(同3%)をめざす。

 人員は連結で2600人削減し、4万4600人(同4万7200人)態勢とする。製鉄事業では足元の1万5000人から1割にあたる1500人を削減の予定。有利子負債残高は3400億円圧縮し、1兆6000億円(同1兆9400億円)とする。

三井物産は1日、鉄鋼原料本部で冷鉄源の中国・韓国を含めたアジア地区供給量を強化・拡大する一環として、世界有数の鉄・非鉄リサイクル会社であるシムス・メタル社が米国・南カリフォルニア地区に保有するスクラップヤード2カ所を買収したと発表した。

 同社100%出資の子会社・パシフィック・コースト・リサイクリング(PCR社)を通じ先月末、シムス・メタル社から買収した。同社はその金額を明らかにしていない。

三井物産は1日、世界最大の鉄鉱石サプライヤー・リオドセ社をコントロールする持株会社バレパール社の普通株15%を8億3000万ドル(約1000億円)をバレパール社の既存株主ブラデスパール社から取得し、ブラジルの資源会社カエミ社の普通株50%および優先株40%を4億2600万ドル(約510億円)でリオドセ社に売却することで合意した、と発表した。

 これらの売買合意に基づき三井物産は、リオドセ社の普通株52・3%を保有するバレパール社を通じ、リオドセ社のボードメンバーに1人派遣することになった。人選は未定。

寧波宝新不銹鋼有限公司が、「ステンレス冷延能力を2・5倍増の年間60万トンに増強する」第4期の設備拡張を検討していることが明らかになった。関係筋によると、現行の第3期拡張完了後、新たに冷延4ラインを導入する。完工予定は2005年。具体化すると、トップの太原鋼鉄(山西省)や張家港浦項不銹鋼(江蘇省)を上回る中国最大のステンレス冷延ミルとなる。





日本鉄鋼連盟と韓国鉄鋼協会はこのほど、ebXML共同研究プロジェクトを実施することで合意した。日韓双方でモデル物流を選定し、9月末をメドに実証実験結果をまとめる。検討チームのメンバーは、日本側が新日本製鉄、JFEスチール、メタルワン、韓国側はPOSCO、東部製鋼、POSDATAなどで構成される。

 ebXMLは、企業間のビジネストランザクション交換の自動化を実現させる仕組み。UN―CEFACTを中心に、世界的規模で標準化が進められている。