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2003年04月21日
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東京製鉄、10期ぶり黒字
・ 千速鉄連会長、中国対応は今まで通り
・ POSCO、ステン用第3製鋼ホットラン稼働
・ 日酸TANAKA、小松シヤから1号機受注
・ 韓宝唐津B地区、2企業が参画表明
・ 千速鉄連会長、中国対応は今まで通り
・ POSCO、ステン用第3製鋼ホットラン稼働
・ 日酸TANAKA、小松シヤから1号機受注
・ 韓宝唐津B地区、2企業が参画表明
電炉最大手の東京製鉄(池谷正成社長)は、2003年3月期決算(単独)で収益が大幅に好転し経常、当期純利益とも10期ぶりの黒字となった。昨年初めから進めた製品値上げやアジア向け輸出が堅調に推移。生産量の回復でコストが低下し、鉄スクラップ価格の高騰を吸収した。売上高は前期比42・2%増の1300億9500万円、経常利益は73億円改善し26億2400万円。今期は、引き続き輸出に力を入れ、国内も需要開拓で販売増を見込む。売上高13・8%増の1480億円、経常利益90・5%増の50億円、当期純利益は2・3倍増の35億円と増収増益を計画している。
日本鉄鋼連盟の千速晃会長(新日本製鉄会長)は18日の定例会見で、中国市場で鉄鋼製品在庫が増えているとの情報が流れていることについて「在庫統計がないだけに、どうなっているのか懸念要因ではある。ただ日本の鉄鋼製品に対する引き合いは高級品を中心にいぜん強い。中国経済が急激に下方に向かい始めているとは即断できない。日本の鉄鋼メーカーは中国の輸入制限措置に対応して自粛し、相当輸出を抑えている。中国対応はいままで通りで、しばらく静観姿勢でいいと思う」と述べた。
POSCOは、5854億ウォンを投じて浦項製鉄所で建設していたステンレス用の第3製鋼工場のホットランを16日から開始した。60万トンの能力で、既設の分と合わせホットステンレスの生産能力は年間160万トンに達し、世界最大となる。4月末に李亀澤会長などが出席して竣工式を行う。
日酸TANAKA(本社=東京都港区、井出興彦社長)は、世界初の発振器搭載型2ヘッドレーザー切断機「LMXV―TWIN」の1号機を、小松シヤリング(石川県小松市)から受注した。5月中旬に納入予定。
「LMXV―TWIN」は出力4kWのレーザー発振器(ファナック製)を2機搭載した、世界初の2ヘッド2トーチ型レーザー切断機=写真。2001年10月に販売を開始し、今回国内外を含めて初めて受注した。
「LMXV―TWIN」は出力4kWのレーザー発振器(ファナック製)を2機搭載した、世界初の2ヘッド2トーチ型レーザー切断機=写真。2001年10月に販売を開始し、今回国内外を含めて初めて受注した。
韓国のAKキャピタルによる韓宝鉄鋼工業唐津製鉄所の買収、別会社化は、最終局面を迎えているが、ホットコイル工場のB地区プロジェクトに新たに2企業が参加を表明している。具体的なFSに入っているもようで、実現すればAKキャピタルの投資負担の軽減と経営リスクの低減につながるとして歓迎されている。またこの中でB地区運営会社・DASCOは、冷延鋼板とメッキ鋼板部門も稼働させる意向を持っていることが明らかになり、ホットコイルを一時的に外部から調達することも検討されている。