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2003年05月19日
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大同特殊鋼、「エンジ」の収益構造改革
・ JFEスチールらが高性能冷間プレスコラム開発
・ 住友金属、02年度決算V字回復
・ 鉄スクラップ、海外相場に変化の兆し
・ 中国政府、無方向性電磁鋼板の輸入割当枠を20万トン拡大
・ JFEスチールらが高性能冷間プレスコラム開発
・ 住友金属、02年度決算V字回復
・ 鉄スクラップ、海外相場に変化の兆し
・ 中国政府、無方向性電磁鋼板の輸入割当枠を20万トン拡大
大同特殊鋼は2005年度までの新中期経営計画で、都市ゴミ焼却灰溶融システム(DAP)などエンジニアリング事業の収益構造を改革、新たな中核事業をベースとした安定、高収益態勢の確立に取り組む。主力のDAPに代わり、下水汚泥炭化処理システムなど新中核製品の育成、開発を推進。合わせて関連会社の再編や機能を補完できるグループ企業、海外企業との連携態勢を形成。愛知エリアでの廃棄物処理・リサイクル事業の事業化も念頭に、ダスト処理設備など設備面から事業構築を進める。これらで連結ベースの売上高300億―350億円規模を維持する一方、コストを10―30%低減し、事業内容充実、収益を向上。新製品、新技術で新基軸を打ち出し、05年度以降には新中核事業で拡大路線を進め、事業基盤を固めていく。
JFEスチール、ニッテツコラム、セイケイ、佐々木製鑵工業、新日本製鉄、神戸製鋼所は16日、コラム角部および平坦部の靭性を70J(ジュール)以上に向上させた「建築構造用高性能冷間プレス成形角形鋼管BCP325T」を開発し、本年2月にプレス成形角形鋼管メーカー4社が建築基準法第37条による国土交通大臣認定を取得したと発表した。溶接4面BOXや熱間成形角形鋼管と同等以上の塑性変形能力を確保するため、高層建築へのプレスコラムの需要拡大が見込まれる。
住友金属工業は2003年3月期連結決算で170億円の当期利益を計上し、前期の1047億円の損失から黒字転換を果たした。シリコン事業の分離などにより売上高は9%減の1兆2246億円にとどまったが、「コスト削減など構造改革を計画通り推進し、経常利益を前期の7億円から413億円へ引き上げ、V字回復を果たした」(橘昌彰副社長)。有利子負債は連結が1兆4153億円、単独では9969億円と1兆円を下回り、ともに中期計画を前倒し達成。収益回復を受けて5年ぶりの配当(年間1・5円)を実施する。04年3月期は、構造改革をさらに推し進め、有利子負債を連結1兆2300億円、単独8600億円まで引き下げる。
鉄スクラップの海外相場に変化の兆しが出始めている。続落していた日本スクラップ価格(H2)が、今月上旬に韓国向けFOB1万3500円、台湾向けCIF130ドルで底を打ち、直近で4―5ドルほど値戻す動きがみられる。ただ、指標の米国スクラップは値下がりしており、「為替の円高が原因」(商社筋)と、下げ基調は続くとの見方も多い。
足元、東京湾岸の輸出価格(FAS、業者手取り)は、1万30000―1万3500円、内航船FAS1万3000―1万3300円。関東鉄源の6月積み輸出入札が、前回比1521円安の1万2860円で落札された後、「東京製鉄が追随し値下げする」(スクラップ業者)との見方が大勢を占めた。
足元、東京湾岸の輸出価格(FAS、業者手取り)は、1万30000―1万3500円、内航船FAS1万3000―1万3300円。関東鉄源の6月積み輸出入札が、前回比1521円安の1万2860円で落札された後、「東京製鉄が追随し値下げする」(スクラップ業者)との見方が大勢を占めた。
中国政府は16日までに、措置発動から2カ年目に入る鉄鋼セーフガード措置(確定)に関し、世界からの無方向性電磁鋼板の輸入割当枠を、当初より20万トン増やし、93万9240トンに拡大することを明らかにした。同措置は今月23日が措置発動1カ年目の最終期限となるため、改めて2カ年目の輸入枠設定を行った。経済産業省では同製品がモーターなどの材料となるため、供給が枯渇もしくは途絶えると現地の日系家電メーカーをはじめ、操業に多大な支障をきたすとして、日中官民鉄鋼対話や日中定期協議の場で、輸入枠を拡大するよう求めており、今回、この要望に沿った形で輸入枠を上乗せした。