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2003年05月28日
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鉄鋼専業商社、連結フロー収益改善
・ 米ミル大手6社、1四期黒字は2社
・ 大同特殊鋼、国内最大級の熱間高速精密鍛造機が本稼働
・ POSCO、厚板販価値上げ
・ 亜鉛鉄板専業5社、4社が経常増益
・ 米ミル大手6社、1四期黒字は2社
・ 大同特殊鋼、国内最大級の熱間高速精密鍛造機が本稼働
・ POSCO、厚板販価値上げ
・ 亜鉛鉄板専業5社、4社が経常増益
鉄鋼専業商社9社の2003年3月期連結決算(岡谷鋼機は2月期)が出そろった。7社が増収、営業利益で7社、経常利益で8社中6社が増益となり、フローの収益は大方が改善した。売上高最大の豊田通商・金属部門が鋼材取引で初めて1000万トンを超えるなど、アジア向け輸出や自動車向けが堅調だったことが主因。今期は6社増収、当期利益で全社が増益・黒字化予想と黒字体質に転換する見通し。輸出は新型肺炎SARSの影響が懸念され、前期並みの予想が多いが、価格改善と前期までの合理化効果をフルに効かし各社、利益増を見込む。
9社合計売上高は前期比1723億円増の5兆8522億3300万円、同経常利益は106億円増の348億300万円。日鉄商事は経常利益が5億円改善したが、子会社の日鉄リース売却分を含めると実質19億円の改善。川鉄商事は輸出や合理化策が寄与し、単独の経常利益が過去最高。住金物産は連結経常、当期利益とも過去最高を記録した。
阪和興業は輸出が牽引し、営業利益で100億円を超過。岡谷はアジア向け鋼板・スクラップ輸出が増え鉄鋼部門の売上高が5%増の2058億円、全社経常利益21・2%増の18億円。カノークスは経常利益2・5倍増の7億円で鋼板、ステンレスの販売が増えた。
豊通は鋼材取引量が1045万9000トン、非鉄で114万9000トン。金額で国内7・8%増の5696億円、海外取引6・5%増の3798億円。今期は4・1%増の9880億円を見込んでおり、米国中心に海外が好調に推移する見通し。エヌケーケートレーディングは国内の鋼管・建材が落ち込み減益に。神鋼商事は売買差益率の低下や為替差損などで減益となった。
9社合計売上高は前期比1723億円増の5兆8522億3300万円、同経常利益は106億円増の348億300万円。日鉄商事は経常利益が5億円改善したが、子会社の日鉄リース売却分を含めると実質19億円の改善。川鉄商事は輸出や合理化策が寄与し、単独の経常利益が過去最高。住金物産は連結経常、当期利益とも過去最高を記録した。
阪和興業は輸出が牽引し、営業利益で100億円を超過。岡谷はアジア向け鋼板・スクラップ輸出が増え鉄鋼部門の売上高が5%増の2058億円、全社経常利益21・2%増の18億円。カノークスは経常利益2・5倍増の7億円で鋼板、ステンレスの販売が増えた。
豊通は鋼材取引量が1045万9000トン、非鉄で114万9000トン。金額で国内7・8%増の5696億円、海外取引6・5%増の3798億円。今期は4・1%増の9880億円を見込んでおり、米国中心に海外が好調に推移する見通し。エヌケーケートレーディングは国内の鋼管・建材が落ち込み減益に。神鋼商事は売買差益率の低下や為替差損などで減益となった。
米鉄鋼大手の第1・四半期決算によると、大手6社の業績は、安定した収益を確保するニューコアと黒字転換したイスパット・インランド以外は赤字だった。原燃料高でコストが上昇する一方、鋼材市況が下落する逆風をしのぎきれず、USSが赤字に転落。米業界はUSSがナショナル・スチールを、インターナショナル・スチール・グループ(ISG)がベスレヘム・スチールを買収して集約が進んでいる。今後合併効果や業界への波及効果を収益改善に結びつけるのが課題になる。
大同特殊鋼は27日、知多型鍛造工場に国内最大級の熱間高速精密鍛造機(AMP70XL)を導入し、今月から本格稼働を開始したと発表した。型鍛造製品の拡充・強化が狙いで、増強により月間生産能力は6000トンへと20%アップした。投資額は10億円強。
韓国・POSCOは厚板の国内販売価格を引き上げる方針を固めたようだ。現地業界筋によると、POSCOは造船・一般材を含めトン3万ウォンの値上げを決め、6月あるいは7月分から実施する構えとされる。
亜鉛鉄板専業メーカー5社の2003年3月期連結決算が出そろった。販売価格が改善傾向にあることや、国内の需要低迷を輸出の受注増で補うことなどにより4社が増収。また、素材コイルなど原料価格の上昇という収益悪化要因があるものの、生産態勢の見直しやコストダウンなどの収益改善効果により、経常ベースで4社が増益となった。