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2003年06月09日
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POSCO、ハイスコ向けに冷延原板を供給=本年下期入り後
・ JFEエンジニアリング、鋼構造を高収益化
・ 大阪地区の鉄スクラップ価格、一段安
・ 関東地区の鉄スクラップ市況、もう一段の下げ場面
・ JFEエンジ、廃熱回収設備引渡し完了
・ JFEエンジニアリング、鋼構造を高収益化
・ 大阪地区の鉄スクラップ価格、一段安
・ 関東地区の鉄スクラップ市況、もう一段の下げ場面
・ JFEエンジ、廃熱回収設備引渡し完了
韓国・POSCOは、現代ハイスコ向けの冷延鋼板原板の供給を本年下半期入り後に開始することになりそうだ。現地筋によると、現代自動車の中国・北京工場向けにPOSCOが鋼材を供給することがほぼ内定しており、その一方でハイスコ向けの冷延原板となるホットコイルの供給開始が最終調整段階にあるという。自動車向けの鋼材販売量を引き上げたいPOSCOと、冷延原板の調達先を国内に確保したい現代自動車グループとの意向は合致しており、両社は4月に自動車用鋼板の共同開発に向けて協議を開始している。
JFEエンジニアリングは中期経営計画の遂行を通じ、鋼構造事業での高収益態勢を構築する。ナンバーワン戦略に則し、橋梁、鉄骨など既存部門では地域密着展開で民需や新規プロジェクトで受注計画を完遂、合わせて体質強化によるコスト競争力の強化を実践していく。一方、オンリーワン戦略として橋梁のUリブ合成床版、港湾のハイブリッドケーソンなど新商品投入を加速、収益力向上と新規需要の開拓促進にもつなげる。計画最終年度の2005年度には連結ベースの受注額を03年度比20億円増の700億円規模に拡大する。将来展開を見据え、公共事業抑制など環境変化に応じられる強固な陣容確立を図る。
大阪地区の鉄スクラップ価格が一段安となった。6日から岸和田製綱、共英製鋼枚方、合同製鉄、中山鋼業、7日から大阪製鉄、共英製鋼大阪、中山製鋼所、きょう9日からは新関西製鉄本社工場・臨港工場がそれぞれ300円の値下げを実施し、全メーカーで出そろった。週明けの現時点で、H2の平均価格はトン1万4000―1万5000円どころとなっている。
関東地区の鉄スクラップ市況は、電炉各社の減産により需給が緩和し、もう一段の下げ場面を迎えそうだ。朝日工業、東京鉄鋼・小山、合同製鉄・船橋などは、製品販売価格の維持や電力不足に対応するため、7―9月の生産量を前年同期比10―30%減産する。これにより、地区内の鉄スクラップ需給はさらに緩和傾向を強める模様で、地区市況は下げ基調を鮮明にしそうだ。
JFEエンジニアリングは6日、マレーシアのゲンティン・サンヤン・インダストリアル・ペーパーの製紙工場向け製紙スラッジ燃焼廃熱回収設備の工事を完了し、引き渡しを終えたと発表した。2000年11月に新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から委託を受け、日産110トンの流動床式焼却炉と廃熱回収設備を納入し、据付工事を技術指導していた。JFEでは今回の事業を機に、自社に蓄積した焼却やリサイクル技術を活用し、アジア各国の環境問題に解決策を提案する。