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2003年06月13日
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住友金属 7―9月鋼材輸出、アジア向け薄板中心に抑制
・ 住金・交通産機品カンパニー、米国向け拡大
・ 伊藤製鉄所が緊急減産 筑波3日間操休
・ 元旦ビューティ 02年度の太陽光発電屋根事業、売上高50%増
・ 大阪地区のH形鋼、1年ぶり1000円反落
・ 住金・交通産機品カンパニー、米国向け拡大
・ 伊藤製鉄所が緊急減産 筑波3日間操休
・ 元旦ビューティ 02年度の太陽光発電屋根事業、売上高50%増
・ 大阪地区のH形鋼、1年ぶり1000円反落
住友金属工業は、7―9月期の鋼材輸出について、アジア向け薄板を中心に抑制する。同社は、中国を牽引車とするアジア鉄鋼需要の拡大トレンドは中期的に持続するとみているが、7―9月期については新型肺炎SARSや中国の鉄鋼セーフガードの影響など不透明感が払しょくできないため、より慎重なスタンスで臨む。抑制幅については検討中だが、今期比15―20%の減産を前提に価格重視の販売を徹底する。
住友金属工業の交通産機品カンパニーは、鉄道用車輪の米国向け輸出を拡大する方針。米国には鉄道用車輪の取替え需要として年間100万枚の市場があり、住金では02年に前年比50%増の2万1000枚を販売。GM社への電気機関車用に採用されるなど徐々に実績を伸ばしている。米国では鋳物製車輪が一般的だが、住金の車輪は鍛鋼製で強度、精度に優れる。米国では住金の鍛鋼品の評価が高まっており、本年は3万枚、04―05年には年間5万枚の販売を見込んでいる。
関東有力のベース小棒メーカー、伊藤製鉄所(本社=東京都江戸川区、川島幸雄社長)は、需給調整を強めるため、今月に緊急減産を実施し、筑波工場の製鋼・圧延の操業を3日間休止する。また、7―9月の操業は、8月に冷却床の更新工事を予定し、工事期間として最低8日間、製鋼・圧延を休止する。さらに7月と9月にも数日間ずつ操業休止日を設け、需要見合いの生産を継続。需給を引き締め、価格改善を後押しする方針。
大手屋根メーカー、元旦ビューティ工業(本社=神奈川県藤沢市、舩木元旦社長)は、元旦トータルエコロジーシステムである「GTES(ジーテス)」を軸に環境対応製品事業を展開しているが、その一環である「ダンカクソーラールーフ」など太陽光発電屋根事業の2002年度売上高(施工ベース実績)が4億5000万円(340キロワット)と、前年度比50%の大幅増となった。03年度は中・小口物件を中心に受注を見込んでおり、02年度比33%増の6億円をクリアする方針だ。
大阪地区のH形鋼市況が1年ぶりに1000円下落、ベース置き場で4万4000円どころとなった。流通のとしては「新値玉の入荷で下げる場面ではない」(特約店筋)としているが、建築・土木など需要の低迷で需要家の指し値が厳しく、一部では4万3000円も散見される。今後はメーカーの出方次第。7月契約で店売り販価の値下げが実施されれば、「市況は一気に軟化する恐れがある」(同)。流通では採算面から厳しい局面を迎えている。