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2003年06月25日
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7―9月の国内薄板市場、上向きに
・ 自動車リサイクル促進センター、公益法人指定へ
・ 住金精圧品工業、ネットシェイプ化推進
・ 大同特殊鋼・渋川工場の製鋼スラグ、発生量の80%を外販
・ アルセロール、ベトナム一貫製鉄所建設でFS開始
・ 自動車リサイクル促進センター、公益法人指定へ
・ 住金精圧品工業、ネットシェイプ化推進
・ 大同特殊鋼・渋川工場の製鋼スラグ、発生量の80%を外販
・ アルセロール、ベトナム一貫製鉄所建設でFS開始
7―9月の国内薄板市場は、市況が踊り場を迎えて在庫も微増、流通側を中心に心理的不安が残る中、高炉メーカーが継続する需給対策の実効が一つのポイントとなりそうだ。自動車生産が4―6月比で回復するほか、新型肺炎SARSの早期終息観測など需要にはプラス要因もあり、海外需要の堅調を基本に需給タイト状態は続くとみられる。
自動車関連団体が加盟する自動車リサイクル促進センター(理事長=鈴木孝男・日本自動車工業会副会長)が、04年末施行の自動車リサイクル法を運営する公益法人として、経済産業省、環境省から近く指定を受ける見通しだ。
これにより促進センターは、自動車所有者から徴収するリサイクル費の管理や、情報管理、再資源化機関の3つの役割を担う。自動車リサイクル法に基づき、自動車所有者から徴収するリサイクル費用は1兆―1兆5000億円に上るとされ、その巨額の資金管理を行うためのシステムづくりなどを急ぐ。
これにより促進センターは、自動車所有者から徴収するリサイクル費の管理や、情報管理、再資源化機関の3つの役割を担う。自動車リサイクル法に基づき、自動車所有者から徴収するリサイクル費用は1兆―1兆5000億円に上るとされ、その巨額の資金管理を行うためのシステムづくりなどを急ぐ。
住金精圧品工業(本社=愛知県半田市、岸田達社長)は今秋から、ヘリカルギアのネットシェイプ化製品の量産化に乗り出す。同製品の量産は世界で3―4社目となる取り組み。扱いの60―70%を占める自動車精密部品分野で、コスト競争力強化と高付加価値化を図る。
同社は他の自動車精密部品についても、ネットシェイプ化を進める。量産態勢への移行を順次実施し、自動車精密部品全体のネットシェイプ率を現在の60%から将来は100%へ引き上げる方針だ。
ネットシェイプとは切削を行わず、鍛造のみで精密製品を製造する技術。同社はヘリカルギア(ステンリングのハンドル軸に用いる部品)、ミッションギア、排ガス精密部品など、あらゆる自動車精密部品でネットシェイプ化に取り組んできた。
同社は他の自動車精密部品についても、ネットシェイプ化を進める。量産態勢への移行を順次実施し、自動車精密部品全体のネットシェイプ率を現在の60%から将来は100%へ引き上げる方針だ。
ネットシェイプとは切削を行わず、鍛造のみで精密製品を製造する技術。同社はヘリカルギア(ステンリングのハンドル軸に用いる部品)、ミッションギア、排ガス精密部品など、あらゆる自動車精密部品でネットシェイプ化に取り組んできた。
大同特殊鋼の渋川工場(群馬)では、製鋼スラグの外販量が発生量の80%となる年間2万4000トンに達する見通しとなった。
昨年立ち上げたスラグ処理場の本格稼働によって、製鋼スラグの粒径をJIS規格のCS40(40ミリ以下)相当に処理することが可能となり、路盤材としての適用範囲が拡大したため。今後も、現地の民間土木建設業者や地方公共団体など、外部への拡販を進める方針だ。
昨年立ち上げたスラグ処理場の本格稼働によって、製鋼スラグの粒径をJIS規格のCS40(40ミリ以下)相当に処理することが可能となり、路盤材としての適用範囲が拡大したため。今後も、現地の民間土木建設業者や地方公共団体など、外部への拡販を進める方針だ。
アルセロールは、ベトナム政府からの委託で年産450万トンの高炉一貫製鉄所建設のFSを開始した。サイトは、ハティン省(Ha Tinh)タクケ地区(Thach Ke)で、高炉2基をベースにした一貫製鉄所を建設する方針。FSで採算性が確認できれば、2017年完成で具体化に乗り出す。
第1期工事で高炉1基と転炉2基、スラブCC、ホットトリップミルの導入を行い、年間350万トンのホットコイルを生産する。第2期工事で、高炉1基、ビレットCC、棒線ミルを導入し、年間100万トンの生産を計画している。総事業費は40億ドルを見込んでいる。
第1期工事で高炉1基と転炉2基、スラブCC、ホットトリップミルの導入を行い、年間350万トンのホットコイルを生産する。第2期工事で、高炉1基、ビレットCC、棒線ミルを導入し、年間100万トンの生産を計画している。総事業費は40億ドルを見込んでいる。