2003年07月02日
伊藤忠商事の金属資源部門は06年度時点で連結税引き後利益100億円をめざす。鉄鉱石、石炭、非鉄を中核に権益を維持、拡大し、収益増大に向けて攻めに転じる。04年度までの新中期計画、スーパーA&P2004で、連結税引き後利益70億―80億円達成に向けて、今期は30億―40億円を確保する。資源、環境、中国をテーマに、今期最大500億円の投資などを通じて需要先、地域、品種構成などバランスの取れた資産構成へ入れ替えを進め、収益極大を図る。



大阪製鉄西日本製鋼所(熊本県宇土市、楠元信夫所長)は、異形棒鋼の北米向け輸出第2弾を成約した。窓口は前回と同じメタルワン九州で、数量は5000トン、サイズは細物のみで9月上旬積み。前回の輸出同様、減産枠内で消化する方針で、西日本製鋼所のロールは、秋口までタイトとなる。



大手軽仮設リース業者、SRGタカミヤ(本社=大阪市北区、高宮一雅社長)はこのほど、建設機械及び仮設機材のリースを手がける菅機械工業(本社=大阪市西区、菅栄治郎社長)と業務提携することで合意した。仮設機材センターの効率運営を図るため、ヤードを統合するもので、軽仮設リース業界初の試みとして注目される。

日本電工は1日、再建中の日本重化学工業から高岡事業所のリチウム・マンガン・スピネル(LMS)事業の買収を完了したと発表した。

 LMSを使ったマンガン系リチウムイオン電池は今後ハイブリッドカー向けに需要の急拡大が見込まれており、日本電工は04年末までに生産能力を10倍に増強して需要拡大にこたえる。同日付で電池材料事業部を新設して拡大に向けて本腰を入れ、現在年商約5億円の事業を05年時点で30億円に6倍増させる。



ステンレススクラップ市況は弱気色が鮮明化してきた。6月初めにニッケル生産大手のインコ社(カナダ)がストライキに突入、LMEのニッケル相場は一時9400―9500ドルに上昇した。同社は年金資金調達のためニッケル相場の安定化を狙い、最大手のノルリスク社(ロシア)と交渉。交渉が決裂したかは未定だが、ノルリスクはロッテルダムの倉庫から2万4000トンの在庫を放出、世界的にニッケル需給は緩和し、ステンレススクラップ市況は急反落する格好となった。