|
2003年07月08日
・
03年度鉄鋼設投33%増=経済産業省まとめ
・ JFEスチール、店売り厚板再値戻し
・ 製品市況は6月底に動意=普電工
・ 堺鋼板工業、No.1レベラー改善を検討
・ 岡部土木、金属スペーサーなど開発
・ JFEスチール、店売り厚板再値戻し
・ 製品市況は6月底に動意=普電工
・ 堺鋼板工業、No.1レベラー改善を検討
・ 岡部土木、金属スペーサーなど開発
経済産業省がまとめた2003年度民間設備投資計画の調査結果によると、鉄鋼業は2753億4000万円(前年度比683億円、33%増)と計画額は2年ぶりの前年度比増となる。3年連続の粗鋼生産1億トン超など需要環境改善を映し、普通鋼、特殊鋼、その他鉄鋼、鉄素形材といずれも前年度を上回る。新日本製鉄、JFEグループ、住友金属工業の高炉3社で高炉改修が予定されているものの、その他は通常のメンテナンスなどが主体で、各社とも有利子負債の削減を念頭に設備投資は減価償却の範囲内にとどめている。
JFEスチールは、7月契約分から店売り向け厚板の値戻しを実施する。流通各社に意向を伝えており、昨年来継続している価格是正をさらに推し進める。値上げ幅はトン当たり3000―5000円。在庫調整の観点から7―9月は、4―6月比で実質10%強の減産強化を図り、建築分野を中心とした国内需給バランスを一段と整える方針。
普通鋼電炉工業会(会長=高島成光・共英製鋼会長)は7日、記者会見を開き、高島会長は足元の製品市況について「小棒、平鋼、H形鋼、一般形鋼とおおむね横ばい。各メーカーが自己責任で減産し、値を下げる対応をしなかったためで、6月を底に動意がみられる」と語った。夏期減産や電力不足が重なる7、8月に各品種の市況は、一段強含む可能性があるとした。
堺鋼板工業(本社=大阪府堺市、小田益彦社長)は本社工場の1大型レベラーの大幅改善を検討している。設備が老朽化しており、切板の高度なフラットネスを出すにはレベラー部分の改良が必要となっていたため。早ければ今期(2004年3月期)中にも、遅くとも来年5月にはレベラー部分を現状の4Hiから6Hiに入れ替える予定。改良後、高級鋼板の切板の受注をさらに強化していく。
岡部土木(松本成明社長)はこのほど、ロックボルトに使用する施工性に優れた新しい金属スペーサー「K―1スペーサー」、頭部防錆処理キャップ「ベルキャップBC」、自穿孔ロックボルト用ビット「コニカルビット」を開発し、7月から販売を開始した。