2003年07月14日
丸紅の金属資源部門は05年度までの新たな中期計画Vプランで連結純利益50億円をめざす。昨年度までの中計Aプランで後ろ向きの案件を整理し、今後はアルミ、石炭を軸に優良案件への投資や資産の入れ替えを進めて収益力を強化する。リスク資産収益8%以上を掲げて筋肉質な資産ポートフォリオを形成する。初年度の本年度は純利益30億円と前年実績から1・5倍増を狙う。

トピー工業(杉山修美社長)は、油圧ショベルの主要足回り部品である履板・履帯製品において、5年後をめどに世界シェア5割をめざす。現在シェア4割弱で世界トップだが、中国市場の拡大に対応。現地メーカーとの提携で現地生産を始めるなど、さらに拡販態勢を強化し、インドネシア、米国の製造拠点を含めてグローバル展開を図る方針。

新日本製鉄は7月契約(8月ロール相当)分から、縞鋼板(床用鋼板)の販売価格をトン当たり3000円引き上げる。主力用途の建築需要は停滞しているものの、鋼板をはじめ他品種との比較から再度の値戻しが必要と判断した。

タイ商務省は11日、AD委員会を開催、5月末に最終決定した熱延鋼板AD措置の対象除外枠拡大を決定した。詳細は確認中とされるが、国内外で問題視されていた自動車・家電用途のリロール材について追加除外が認められた。

関東地区の鉄スクラップ市況は、関東鉄源協同組合の8月積み鉄スクラップ輸出入札が1万5765円と高値で落札されたことから、地区全体に値上げが浸透しそうだ。三興製鋼は前週に続き12日から500円上げ、特級1万5000円(条件付き)とした。海外相場が好転したことを背景に、同社を含めて7月第2週に計8社が値上げに踏み切り、地区全体に500円方の上げが広がっている。