2003年07月17日
POSCOは今週初めソウルで開催したIR(企業説明会)で、「中国での現地生産の本格化を進めている現代自動車とともに中国に進出し、自動車用鋼材の現地生産計画を検討している」ことを明らかにした。現代自動車は、中国で2010年をめどに年産100万台の自動車を生産する計画を進めている。これに必要な自動車用鋼板は、85万トン前後と推計されている。POSCOはこの分の現地生産を検討している。このPOSCOの中国進出に関連し、現代ハイスコも現代自動車向けの自動車鋼板供給でPOSCOと協議していることを明らかにしており、現代ハイスコが何らかの形で関与する可能性もある。



新日本製鉄、住友金属工業、JFEスチール、クボタの4社は16日、「SHJ工法研究会」を設立し、新工法のSHJ継手付鋼管杭の本格販売を開始したと発表した。金属継手メーカーのシントク工業(東京都港区)を加えた5社で開発を進めてきた工法で、鋼管杭の現場継手を機械式に接合する。従来の溶接工法に比べ、施工時間を大幅に短縮するのが特長。日本建築センターの建築性能評価を取得済みで、ゼネコンや設計事務所などへ認知・普及を図る方針。



日亜鋼業(田中一家社長)は、子会社で再建中の興国鋼線索(本社=大阪府貝塚市、梨本勝宣社長)との生産集約化へ本格的に着手した。本年度中をメドに普通鉄線のめっき工程を日亜側に集約。また、ワイヤロープのめっき工程と硬鋼線の一部製造工程を興国側へ集約し、日亜グループとして効率的な生産態勢を構築する。

丸紅建材リース(本社=東京都港区、畑千秋社長)は、2003年度(3月期)スタートの中期2カ年計画「ビジョン2004」を策定、始動した。前・中期計画「MTSアクション・プログラム2002年度」で確立した筋肉質の企業基盤をベースに、最終年度の04年度末では単体ベースで売上高250億円、利益は経常ベースで12億円に引き上げ、年間6円配当をめざす。

住金物産の中国現地ステンレス・コイルセンター、上海芸友金属制品有限公司(所在地=上海浦東区、福永宣浩総経理)は、昨年来からフル操業を続けている。地場のステンレス需要は年々増え、2002年の受注量は前年比4割増。需要動向をみて今後、設備増強の検討に入る考え。住物の海外コイルセンター(CC)は米ケンタッキー・スティールセンター(KSC)、住友商事と持つ天津華住メタルプロダクツ有限公司いずれも好調。各CCでは、さらに受注拡大を見込んでいる。