2003年07月29日
神戸製鋼所は機械カンパニーの収益構造の強化を図る。2005年度までの新中期経営計画に沿い、圧縮機、破砕機、産業機械の主力3部門で部門ごとに戦略実行、収益力を高める。圧縮機では汎用圧縮機のシンガポール生産を中国に移管する検討を開始するなど海外展開を高度化。非汎用圧縮機のガスタービン発電関連など各部門で新商品、新規事業の展開に注力する。

 次期中計期間の06年度から償却負担が大幅軽減するのを踏まえ、強固な体質を構築。05年度には営業利益率を現状比1・5倍の6―8%に、連結で売り上げ規模を800億円(現状700億円)とし、1000億円規模、利益率8%を狙える陣容を確立させる。



POSCOは、鉄源対策の一環として市中スクラップの購入を7カ月ぶりに再開した。7月22日に浦項製鉄所と光陽製鉄所で入札を実施し、光陽製鉄所で8月荷受け分として2500トンを契約した。浦項製鉄所分は不調。POSCOは、今後も月間5000トン程度の市中スクラップ購入を計画している。これに対し電炉業界は、市中スクラップの需給タイト感が強まるとして警戒感を強めている。



JFEスチールは28日、高い支持力性能と優れた施工性をもつ新鋼管杭工法「Super KING工法」の開発に成功したと発表した。ノザキ建工、ジオトップとの共同開発。従来の主力商品である鋼管杭中掘工法「KING工法」の性能を大幅に向上させたもので、中掘工法と回転貫入工法を融合させ、大径の根固め球根を築造することにより、大きな支持力を実現、施工時の発生土もほとんどない。KING工法では対応が困難だった高層建築物や大型物流倉庫などに適する。6月18日付で日本建築センターの性能評価を取得済み。同社では「ナンバーワン商品」の一つと位置付け、建築基礎分野で普及に努める。

ニューコアがこのほど発表した第2・四半期決算によると、純利益は843万ドルと前年同期比85・9%減少した。1・四期比では52・6%の減益。売上高で前年同期比27%増、出荷量で26%増と規模を拡大したが、原燃料高と新設備の立ち上げが難航したコストなどが収益を圧迫した。上半期の純利益は2621万ドルと67・2%減少した。

日本鉄鋼産業労働組合連合会(=鉄鋼労連、宮園哲郎委員長)は28―29日、静岡県の大仁ホテルにおいて第2回企連・単組代表者会議を開催中である。同会議では、9月9日の基幹労連(非鉄連合、造船重機労連、鉄鋼労連の統一組織)結成大会の議案、今後の労働条件決定のあり方――などを審議。また鉄鋼企業での死亡事故が相次いでいることを受けて「絶対に災害を起こさない、命を守る」活動の展開を訴える。