2003年08月18日
韓国のPOSCOは、技術競争力の一層の強化を目的に、2006年までに1兆9000億ウォン(1900億円)を投じる。同社はコスト競争力で世界トップの地位を確立しており、続いて独自製品および新生産技術、高付加価値製品の開発など29プロジェクトを通じ技術力を世界トップレベルに引き上げる。



韓国の大手薄板リローラー、現代ハイスコの2003年上半期の売上高は前年同期比31・2%増の9489億ウォンに達し、過去最高を記録した。営業利益は18%増の674億ウォン。販売数量増加と、自動車用鋼板など高付加価値製品の販売増による平均販価アップが増収増益の要因。

米大手鉄鋼メーカー4社の第2・四半期の純損失は1億3800万ドルと前年同期の利益1億1400万ドルから2億5200万ドル悪化した。売上高、出荷量ともに二ケタ伸びたが、原燃料や改修費用などのコスト上昇が響いた。

 市況上昇の恩恵を受けた前年同期は各社利益を計上したが、今回はニューコアだけだった。原燃料費の高止まりに加え、自動車の減産など需要が伸び悩む中で、減産をテコに値上げを打ち出しているが、3・四期は値上げのプラス要因よりも減産のマイナス要因の方が大きく業績に影響しそうだ。



日本鉄源協会(会長=平尾隆・新日本製鉄副社長)がまとめた8月第2週鉄スクラップ市況調査によると、関東、中部、関西の3地区平均価格は前週比100円高の1万4500円に上昇した。



ステンレス鋼の主原料となるニッケルの価格が一段高となり、ステンレス鋼管メーカーが苦境に立っている。ステンレス溶接管の市中価格は、春先の値上げで数年ぶりとなる上昇局面を迎えたが、値上げ幅がニッケルの上昇幅に追いついていないのが実情だ。メーカーが再生産可能なレベルとなるには、さらに「トン当たり5万円の再値上げ」が必要となる。