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2003年08月26日
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新日鉄住金ステンレス、10月発足へ態勢固まる
・ 新日鉄東京製造所、黒字体質を一層強化
・ 王子製鉄、平鋼店売り2000円上げ
・ 小棒市況、関東地区一段高の様相
・ 東京デーバー、ベース小棒1000円値上げ
・ 新日鉄東京製造所、黒字体質を一層強化
・ 王子製鉄、平鋼店売り2000円上げ
・ 小棒市況、関東地区一段高の様相
・ 東京デーバー、ベース小棒1000円値上げ
新日鉄住金ステンレス(NSSC)の新態勢が固まり、10月1日の発足に向け最終準備段階に入った。新態勢は本社、各支店とも新日本製鉄をベースに構築。本社の営業本部内に「自動車鋼材営業部」を設置することが目玉となる。統合でボリュームの大きくなった自動車用鋼板の営業を従来の薄板ひも付き営業部隊から独立、営業力の強化につなげる。新日鉄のステンレス営業部本社部隊は7グループだったが、新会社ではこれらを営業本部および事業推進部に組み替える。
新日本製鉄のシームレスミルである東京製造所(所在地=東京都板橋区、片山喜一所長)は2003年度からスタートした新中期経営計画において、黒字体質を一層強化する。異形管や産業機械シリンダーなどニッチ分野でVE提案による拡販を推進する一方で、トンパワーをアップして生産性向上を図り、品質設計プロセス変更で工程を省力化するなど、設備投資を視野に入れながらコストダウンに力を注いでいく方針だ。
平鋼大手の王子製鉄は、平鋼の店売り価格を9月契約でトン当たり2000円引き上げる。4月契約で値上げを実施して以来、5カ月ぶりの値上げとなる。低調な需要に合わせて減産に取り組み、7―9月の生産量は4―6月比10%の減少。需給調整が進展し、市中在庫がタイト化しつつあることを受け、値上げに踏み切る。
関東地区の小棒市況が旧盆明け後強含み、さらに一段高の様相を呈している。先週、流通各社は唱えを上げ、市況はトン500―1000円高のベース3万8000―3万8500円に切り上がった。地区メーカー各社が7、8月に続き、9月の追加値上げをアナウンス。仕入れ値上伸を受けて、流通の唱えが高まっている。鉄スクラップ価格の上伸や10月以降の物流問題を含めメーカーのコストアップ対策が続く見通し。市況は当面、ジリ高で推移しそうだ。
合同製鉄と東京鉄鋼の小棒共同販売会社、東京デーバー・スチールは、9月の販売契約でベース小棒をトン1000円の値上げを実施する。物流費の上昇を見込み、10月にも追加値上げを検討。細物メーカーの三興製鋼も9月に1000円上げ、10月以降も価格改善に向かう方針。他のベース、細物各社とも同様に価格改善を進めており、上伸基調にある市況展開に秋口、弾みがつきそうだ。