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2003年09月04日
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新日鉄、海外CCに直接出資
・ 寧波建龍、高炉一貫製鉄所を建設
・ 豪FMG、ニコラス鉄鉱山を開発
・ 関西の扱い業者、定尺唱え1000円引き上げ=熱延と電気めっき鋼板
・ 東京・流通筋、高炉黒ガス管1000円値上げ
・ 寧波建龍、高炉一貫製鉄所を建設
・ 豪FMG、ニコラス鉄鉱山を開発
・ 関西の扱い業者、定尺唱え1000円引き上げ=熱延と電気めっき鋼板
・ 東京・流通筋、高炉黒ガス管1000円値上げ
新日本製鉄は、日本、中国および東南アジアを含むアジア鉄鋼マーケットが一体化しつつある実態を受け、直接投資による加工流通拠点の設置に動き出した。「国内と同様にアジア市場の動向や需要家ニーズに迅速に対応する必要がある」(今久保哲大取締役)と判断したためで、現地マーケットアクセス機能強化の第1弾として薄板コイルセンター(CC)網の構築を急いでいる。すでにタイ、中国・大連の商社系CCに一部出資。続いて中国・蘇州の新会社設立を決めた。新日鉄が海外の加工流通事業に直接出資するのは初めて。
中国の寧波で年産500万―700万トンの高炉一貫・臨海製鉄所の建設が進んでいる。民営企業の寧波建龍が第1期計画として2500立方メートルの高炉2基・年産500万トンの態勢による2005年の操業開始を予定するもので、現地業界筋によると第1期工事は年初にスタート、整地・杭打ちがすでに完了しているという。
豪州の新興の鉄鉱業、フォーテスキュー・メタルズ・グループ(FMG)は西豪州ピルバラ地区のニコラス鉄鉱山開発に向けて近く本格的なボーリング調査を開始する。FMGはコンソリデーテド・ミネラルズと合弁で別に新規鉱山開発を進めており、ヘドランド港まで全長400キロメートルの鉄道、港湾施設を建設するインフラ整備と合わせ、生産、輸送両面で鉄鉱石の供給態勢を確立する。
関西地区の薄板扱い業者は今月1日から、熱延鋼板(中板)と電気めっき鋼板の定尺の唱えを1000円引き上げた。メーカーサイドが母材価格の値戻しを進めており、流通は採算面の改善を図るのが狙い。冷延鋼板、酸洗鋼板についても需給状況を見極めたうえで、順次、唱えを引き上げる方針。
東京地区の大手鋼管流通筋は、9月1日から高炉黒ガス管の唱え価格をトン当たり1000円引き上げた。高炉メーカーは今春、黒ガス管を同5000円値上げしており、このアップ分を市中価格に転嫁するために行ったもの。これで8月1日実施分と合わせて同3000の唱え上げとなり、流通筋では9月以降で浸透を図る考えだ。