|
2003年10月02日
・
経済産業省、10―12月粗鋼需要2780万トン
・ 合同製鉄、H形と一般形値上げ
・ 中国ブリキ各社、年内にもAD訴訟へ
・ JFEスチール、自動車向け新鋼板の営業生産開始
・ NSSC、統合効果100億円見込む
・ 合同製鉄、H形と一般形値上げ
・ 中国ブリキ各社、年内にもAD訴訟へ
・ JFEスチール、自動車向け新鋼板の営業生産開始
・ NSSC、統合効果100億円見込む
経済産業省は1日、2003年度第3四半期(10―12月)鋼材需要見通しを発表した。それによると鋼材需要は2527万トン(前期比18万トン、0・7%増、前年同期比12万トン、0・5%増)で、これに見合った出荷相当粗鋼需要量は2780万トン(同30万トン、1・1%増、同26万トン、0・9%減)と策定された。
国内需要は補正予算も合わせた公共事業に絡み土木が伸展、製造業も造船、産業機械の伸びを予測、輸出は海外プロジェクト関連の落ち込みから減少する。粗鋼は鋼塊半製品輸出が減少するものの、堅調な内需と高炉改修対応による増加などを見込み、2期ぶりの前期比増となった。
国内需要は補正予算も合わせた公共事業に絡み土木が伸展、製造業も造船、産業機械の伸びを予測、輸出は海外プロジェクト関連の落ち込みから減少する。粗鋼は鋼塊半製品輸出が減少するものの、堅調な内需と高炉改修対応による増加などを見込み、2期ぶりの前期比増となった。
合同製鉄は、10月契約からH形鋼と一般形鋼の販売価格をそれぞれトン当たり2000円値上げする。
同社は大阪製造所でH形鋼と一般形鋼を生産しているが、夏場から再び鉄スクラップ価格が上昇、輸送コストや副資材価格のアップなどもあり、10月契約で販売価格を値上げを実施するもの。なお、一般形鋼については大手メーカーは9月契約で値上げしたが、同社は据え置いていた。
同社は大阪製造所でH形鋼と一般形鋼を生産しているが、夏場から再び鉄スクラップ価格が上昇、輸送コストや副資材価格のアップなどもあり、10月契約で販売価格を値上げを実施するもの。なお、一般形鋼については大手メーカーは9月契約で値上げしたが、同社は据え置いていた。
宝山鋼鉄など中国のブリキ各社は反ダンピング提訴の準備を進めている。関係筋によるとブリキ輸入が急増し、これが他の鋼材に比べて価格改善が遅れる要因となっているためで、状況によっては年内にも提訴に踏み切る模様。提訴対象国はブラジル、豪州、CIS諸国などで、日本、韓国は対象外とする方向で最終調整中とされる。
JFEスチールは1日、スーパーOLAC―H(高精度・熱延加速冷却装置)を活用し昨年開発した自動車向け新鋼板「ハイパーバーリング高炭素熱延鋼板」が、複数の自動車部品メーカーで採用され、9月から営業生産を開始したと発表した。
採用されたのは従来、冷間鍛造後に複雑な機械加工で製造していたギア・ワッシャー部品用。ハイパーバーリング高炭素鋼はバーリング加工(穴拡げ加工)などのプレス成形加工や熱処理で優れた性能を発揮する。採用により、順送のプレスでの製造が可能となり、自動車部品メーカーにとって、製造工程を合理化し、大幅なコスト削減を図れる。現状、生産量は月間数十トンレベルだが、将来的には同1000トン以上をめざす。
採用されたのは従来、冷間鍛造後に複雑な機械加工で製造していたギア・ワッシャー部品用。ハイパーバーリング高炭素鋼はバーリング加工(穴拡げ加工)などのプレス成形加工や熱処理で優れた性能を発揮する。採用により、順送のプレスでの製造が可能となり、自動車部品メーカーにとって、製造工程を合理化し、大幅なコスト削減を図れる。現状、生産量は月間数十トンレベルだが、将来的には同1000トン以上をめざす。
新日鉄住金ステンレス(NSSC)は1日、会社発足会見を行った。萬谷興亜社長は、生産ライン集約による合理化や高炉時のオーバーヘットコスト軽減などで、「100億円の統合効果を見込んでいる」ことに触れ、「効果をフルに発揮できる2004年度には経常利益50―100億円(ROS3―5%)をめざす」との意気込みを述べた。