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2003年10月03日
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特殊鋼需要見通し、3期ぶりに前期上回る=第3四半期
・ 対中国冷延コイル輸出、8月船積み500ドル乗せ
・ 海南海宇錫板、03年販売はフル生産で10万トン
・ 丸一鋼管、全鋼管製品を値上げ
・ 大阪地区の特約店筋、来週からH形値上げ
・ 対中国冷延コイル輸出、8月船積み500ドル乗せ
・ 海南海宇錫板、03年販売はフル生産で10万トン
・ 丸一鋼管、全鋼管製品を値上げ
・ 大阪地区の特約店筋、来週からH形値上げ
経済産業省がまとめた2003年度第3四半期(10―12月期)特殊鋼需要見通しによると、特殊鋼鋼材需要量(熱間圧延ベース、月平均)は国内向け、輸出向け合わせ、157万7900トン(前期比3・5%増、前年同期比2・8%増)と策定された。
主力需要分野の自動車生産が今期は前期と比べ、完成車横ばいに対し、KDセットは伸展するとして、国内向けは増加。輸出もパイプラインプロジェクトに絡んで高抗張力鋼が大幅に増えるほか、ステンレスも中国需要が堅調で、原料ニッケル価格の先高観から引き合いが活発化、輸出はおおむね増加する。需要量合計は3期ぶりの前期比増、前年同期比では7期連続のプラスとなる。
主力需要分野の自動車生産が今期は前期と比べ、完成車横ばいに対し、KDセットは伸展するとして、国内向けは増加。輸出もパイプラインプロジェクトに絡んで高抗張力鋼が大幅に増えるほか、ステンレスも中国需要が堅調で、原料ニッケル価格の先高観から引き合いが活発化、輸出はおおむね増加する。需要量合計は3期ぶりの前期比増、前年同期比では7期連続のプラスとなる。
中国向け冷延コイルの輸出平均価格が8月船積みでトン500ドル(FOB)に乗せた。直近のボトムだった2002年初頭から約160ドル上昇したことになる。亜鉛めっき鋼板が165ドル、ホットコイルも140ドルそれぞれ上昇している。中国のプライスリーダーである宝山鋼鉄が4四半期(10―12月)の値戻しを発表しており、同国向け輸出価格は上昇トレンドを保つ見通しである。
JFEスチールの中国ブリキ合弁事業、海南海宇錫板工業有限公司(海南省海口市)は、2003年の販売量が「前年比7%増でフル生産となる10万トンに達する」(ケ宇総経理)と見込んでいる。同社は国内で唯一、コーティング・印刷ラインを持つブリキミルで、「この特長を生かし、受注構成をより利益率の高いものにシフトし、収益性を引き上げていく」(青柳昌司・総経理助理)方針。
丸一鋼管は、全鋼管製品を対象に店売り、ひも付きともに11月出荷分から販売価格を引き上げる。母材であるホットコイル価格の上昇に対応したもので、前回の積み残し分も含めてトン当たり3000円の値上げとなる。
大阪地区の大手特約店筋は、来週からH形鋼の販売価格をベースサイズ・置き場でトン当たり4万6000円に引き上げる。入庫の減少で歯抜けサイズが広がっていることに加え、メーカー値上げや物流コストの上昇から実施するもの。帳端明け・月替わりにも1000円ずつ唱えを引き上げ、「この1カ月で置き場4万8000円、持ち込み5万円の完全浸透をめざす」(扱い筋)としている。