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2003年10月15日
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新日鉄、一般缶向けTFSの値上げ決着
・ 工具鋼の店売り価格が上伸
・ 韓国・東部製鋼、牙山湾に4CGL導入
・ 愛知亜鉛鍍金、橋梁のめっき加工に本格進出
・ アジア・太平洋地域の鋼材需要、04年5億トンに=IISI予測
・ 工具鋼の店売り価格が上伸
・ 韓国・東部製鋼、牙山湾に4CGL導入
・ 愛知亜鉛鍍金、橋梁のめっき加工に本格進出
・ アジア・太平洋地域の鋼材需要、04年5億トンに=IISI予測
新日本製鉄は、ブリキ・ティンフリースチール(TFS)の一般缶向けひも付き価格改定交渉が決着したことを明らかにした。本年春から需要家各社との値戻し交渉を個別に進めてきたが、このほどすべての需要家で決着を見た。
ブリキでトン当たり3000円(約3%)、ティンフリーで同5000円(5―6%)の値戻しを、6―7月積みにさかのぼって実施するケースが大半。新日鉄は今回の値戻しを第1段階ととらえ、需要家の動向を踏まえて再度の値戻しも検討する。ブリキ類の値戻しは1991年以来、12年ぶりとなる。
ブリキでトン当たり3000円(約3%)、ティンフリーで同5000円(5―6%)の値戻しを、6―7月積みにさかのぼって実施するケースが大半。新日鉄は今回の値戻しを第1段階ととらえ、需要家の動向を踏まえて再度の値戻しも検討する。ブリキ類の値戻しは1991年以来、12年ぶりとなる。
金型材などに用いる工具鋼の店売り価格(一次問屋→二次店)が、ここ数年間のジリ安傾向に歯止めがかかり、上伸に転じている。メーカーが7月積みから実施した値上げが、10月帳端明けには二次店向けに完全に浸透する見通しとなったため。
値上がり幅は、トン当たり炭素工具鋼2万円、特殊工具鋼3万円、ダイス鋼4万円方と10―15%前後。ひも付きおよび店売りユーザー向けの価格交渉も、一部の自動車メーカー、金型メーカーとの間で「有額回答」(工具鋼メーカー営業担当)を得るなど、決着の方向にある。
値上がり幅は、トン当たり炭素工具鋼2万円、特殊工具鋼3万円、ダイス鋼4万円方と10―15%前後。ひも付きおよび店売りユーザー向けの価格交渉も、一部の自動車メーカー、金型メーカーとの間で「有額回答」(工具鋼メーカー営業担当)を得るなど、決着の方向にある。
韓国の東部製鋼は先週末、牙山湾工場に第4CGLを導入すると発表した。GI(溶融亜鉛メッキ鋼板)と亜鉛アルミメッキ鋼板(ガルバリウム鋼板)を生産する。年産27万トンの能力で、2005年6月の稼働予定。完成すれば、同社のCGLは4基、130万トン(年間)態勢になる。
愛知亜鉛鍍金(愛知県春日井市松河戸町4170、杉本雅英社長)は、中部地区最大のめっき槽と操業ノウハウを活用して橋梁分野のめっき加工に本格進出した。従来、建築向けが主体であったが、一昨年導入した最新鋭設備により高品質・大型製品の防食が可能になったことから、このほど一橋全てを亜鉛めっきしたもの。
国際鉄鋼協会(IISI)はこのほど、2004年のアジア・太平洋地域の鋼材需要は5億1500万トンに達し、01年比で36%、1億3700万トン増加するとの見通しを発表した。IISIは03―04年の2年間について、中国の需要の伸びが域内需要を牽引、インドが緩やかな増加基調を保ち、日本、韓国、台湾については横ばいあるいは微減すると予測。03年の同地域の鋼材需要は前年比12・3%増の4億8100万dとみている。