2003年10月31日
JFEスチールは、国内向け薄板の緊急減産を実施する。足元の生産から7―9月に比べて10%減産し、需給バランスの改善を図る。国内向け薄板3品在庫(国内メーカー、流通の合計)が9月末時点でなお400万トンを上回り、国内トータル在庫が高水準である点を踏まえて、早期対策が必要と判断した。店売りだけでなくひも付きを含め、国内向け薄板の供給を抑制する。11月、12月が対象となるが、在庫推移を見ながら、2004年1月以降も慎重な供給姿勢で臨む考え。

JFEスチールおよび広州鋼鉄企業集団は30日、広州JFE鋼板の設立について最終合意に達し、29日に正式契約を締結したと発表した。両社は、中国政府当局の承認を待って、本年12月初旬までに新会社を設立する考え。

新日鉄住金ステンレス(NSSC、本社=東京都中央区、萬谷興亜社長)は30日、旧新日本製鉄および住友金属工業時のステンレス規格を統合し、「NSSC」規格として年度末をメドに一本化すると発表した。

 同時に、新規格での第一弾新商品として「従来鋼の2倍のプレス加工性を有するステンレス潤滑鋼板」を開発したと発表。旧新日鉄、住金時の開発力、技術力の組み合わせが短期間で実現、「両社の研究部隊の融合が進ちょくしている」(星弘充取締役)ことが明らかとなった。



韓国のINIスチールは、11月1日からH形鋼を1万ウォン、一般形鋼を2万ウォン値上げすると発表した。H形鋼は、200×100で47万ウォン、アングルで41万2000ウォンになる。鉄スクラップの値上がりによるもの。



日鉄鋼管(本社=川崎市川崎区、木下洋社長)の2003年9月中間期連結、単独決算は経常利益、当期利益ともに黒字を達成した。売上高は拡販と販売価格の改善により、連結、単独とも前年同期を上回った。

 増収は、鋼管事業における新規用途開拓や需要家ニーズに対応した拡販の実行に加えて、02年から注力してきた販価の改善によるもの。  損益面では、6期半連続の黒字を達成した。