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2003年12月01日
日本鉄鋼連盟が発表した2003年10月末の国内向け普通鋼鋼材在庫(メーカー・問屋)は、前月比5万トン、0・9%増の557万5000トンとなった。国内在庫率は108・6%と前月比2・3ポイント低下した。薄板コイルや冷延コイルの薄板在庫の増加が、2カ月ぶりの在庫増につながった。
一方、10月末の国内向け薄板3品在庫は、業界筋によると、前月の412万トンから約10万トン増え、423万トンレベルになったもよう。高炉各社が薄板の減産を強化しているものの、10月の在庫統計にはほとんど反映されなかったと考えられる。
一方、10月末の国内向け薄板3品在庫は、業界筋によると、前月の412万トンから約10万トン増え、423万トンレベルになったもよう。高炉各社が薄板の減産を強化しているものの、10月の在庫統計にはほとんど反映されなかったと考えられる。
鉄鋼産業懇談会の宮本盛規会長(新日本製鉄副社長)は28日の懇談会後の定例会見で、10月末の国内薄板3品在庫が前月末に比べ若干増えたことを重視し、その原因分析を急ぐとともに、中国発で基礎資材が急騰傾向をみせていることに懸念を表明、全体の大きな流れを注視し、業界共通の認識とする必要があるとの考えを示した。
東京製鉄は、先月11日から中止していたプロジェクト向けスポット販売を、先週27日から再開した。商社筋によると価格はH形鋼で5万円。
12月売り出しを25日に締め切ったことで、ロール計画の見通しが立ったためとみられるが、鉄スクラップの上昇など原料事情の先行きが不透明なことから、「あくまでも条件次第。原料事情などによっては再びオファー止めをすることもある。物件ごとに相談したい」と商社などには伝えており、強い価格姿勢は示している。
12月売り出しを25日に締め切ったことで、ロール計画の見通しが立ったためとみられるが、鉄スクラップの上昇など原料事情の先行きが不透明なことから、「あくまでも条件次第。原料事情などによっては再びオファー止めをすることもある。物件ごとに相談したい」と商社などには伝えており、強い価格姿勢は示している。
日本鉄鋼連盟は28日、05年の中国の所要銑鉄量2億2200万トン、鉄鉱石輸入2億60万トンとする試算を発表した。中国鉄鋼工業協会が所要銑鉄量2億1000万トン、鉄鉱石輸入1億8200万トンと推計しているのに対して、銑鉄が1200万トン、輸入鉱石が1800万トン多く必要になると見ている。スクラップは1000万―1500万トン輸入に依存すると推計した。
日本鉄鋼連盟まとめによると、10月の全鉄鋼輸出は前年同月比2%減の292万トンで8カ月連続の減少となった。前月比では4・6%減。この結果、1―10月の同輸出累計は前年同期比5・9%減の2872万トンとなった。累計輸出の減少は中国の鉄鋼セーフガード発動を受けて同国向け輸出(521万トンで前年同期比9・1%減)が減少しているため。一方、全鉄鋼ベースの平均輸出価格は年初(FOB520ドル台)から上昇基調にあり、10月は593ドルに達した。