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2003年12月09日
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関東の小棒市況、中心値10年ぶりに4万円
・ JFE環境、廃蛍光灯処理能力を倍増
・ 1―3月は厳しい=普電工、減産強化をアピール
・ ステン薄板、関東地区で上伸基調
・ 大阪地区のH形、来週から5万円
・ JFE環境、廃蛍光灯処理能力を倍増
・ 1―3月は厳しい=普電工、減産強化をアピール
・ ステン薄板、関東地区で上伸基調
・ 大阪地区のH形、来週から5万円
関東地区の小棒市況が、中心値が10年ぶりにトン4万円に乗った。9―11月は伸び悩んでいたが、鉄スクラップ価格の高騰を受けて、製品市況の先高観が強まり、月初から引き締まった。
メーカー各社は鉄スクラップの入荷が極端に窮屈となり、緊急減産を実施。今月初めから新規枠を売り止めたメーカーもある。メーカーは輸送費などコストアップが厳しいため、再値上げを予定。商社は唱えを上げている。ただ、出荷は減少しており先行き、メーカーの需給対策に負うところが大きい。
メーカー各社は鉄スクラップの入荷が極端に窮屈となり、緊急減産を実施。今月初めから新規枠を売り止めたメーカーもある。メーカーは輸送費などコストアップが厳しいため、再値上げを予定。商社は唱えを上げている。ただ、出荷は減少しており先行き、メーカーの需給対策に負うところが大きい。
JFE環境は8日、廃蛍光灯リサイクル事業でリサイクル能力増強のため、横浜市鶴見区のJFEエンジニアリング・鶴見事業所内に新工場を建設、来年1月末から稼働を開始すると発表した。
新工場は投資額3億円で、従来、処理が難しかった環形蛍光灯とその他コンパクト形蛍光灯などの処理を可能とし、蛍光灯を電極部とガラス管部に分離、水銀、蛍光粉を回収するなど完全リサイクルを構築する。能力も現状年間2500トンから、国内最大級の5000トンに引き上げ、TSO14001活動の普及など状況をみて、将来は事業系を主体に1万2000トンまで高める。
新工場は投資額3億円で、従来、処理が難しかった環形蛍光灯とその他コンパクト形蛍光灯などの処理を可能とし、蛍光灯を電極部とガラス管部に分離、水銀、蛍光粉を回収するなど完全リサイクルを構築する。能力も現状年間2500トンから、国内最大級の5000トンに引き上げ、TSO14001活動の普及など状況をみて、将来は事業系を主体に1万2000トンまで高める。
普通鋼電炉工業会(会長=高島成光・共英製鋼会長)は7日、正副会長会議および運営委員会後に会見を開き、高島会長は「新規注文や出荷が減少しており、1―3月は厳しい見方をしている。各社ボランティア精神を発揮していただき、1カ月ばかり追加休業するくらいの気持ちで臨んでほしい」と減産の強化・拡大をアピールした。
ステンレス薄板市況が、内需拡大を背景に関東地区で上伸している。下期からの値上がり幅はニッケル系がトン当たり1―2万円、クロム系同5000―1万円。原料高騰ペースが急であるため、メーカーは手を緩めずにもう一段の値上げを進めており、年内にはさらに「Ni系1万円、Cr系5000円方値上がりするのでは…」(商社)との見方が支配的だ。
大阪地区のH形鋼扱い筋は来週から置き場5万円、持ち込み5万2000円(いずれもベースサイズ、トン当たり)を下限に売り腰を引き締める。メーカー値上げと品薄を背景に実施するもので、年明け後さらに唱えを1000円引き上げる方針。地区市況は供給要因から上値を追う展開が続きそうだ。