2004年01月07日
住友金属工業鋼管カンパニー(カンパニー長=安藤力取締役・専務執行役員)は2003年度、主力であるシームレス鋼管の販売量が90万トン台に回復するほか、UO鋼管の販売量は50万トンと、85年度の47万トンを抜いて過去最高になる見通しだ。

韓国のPOSCOは光陽製鉄所に第6CGL(溶融亜鉛めっき鋼板ライン)を建設する。自動車向け需要拡大に対応するもので年産能力は40万トン。6CGLの建設にあわせて第1冷延ラインの年産能力も50万トン規模で増強する。総投資額は3300億ウォン。6CGLは06年6月稼働、第1冷延は同4月竣工を予定する。

 同製鉄所は05年10月稼働予定で40万トン能力の第5CGL建設を進めており、5・6CGL稼働により、溶融亜鉛めっき鋼板の年産200万トン態勢を確立する。

中国鋼鉄(CSC)はこのほど、2004年第1四半期(2―4月積み)の日本向けの鋼材価格を決定、取引先などに通達した。価格は厚板を3000円、ホットコイルを1000円それぞれ値上げし、酸洗コイル、冷延コイルは据え置いた。数量はホットコイルと酸洗コイルを前期(2003年第4四半期)に比べ10%削減、厚板と冷延コイルは前期並みの水準とした。

日本鉄鋼連盟が6日発表した普通鋼鋼材輸出量は前年同月比6・1%減の184万2000トンと3カ月ぶりに減少した。熱延コイルは28・0%減の47万5000トンと11カ月連続で減少。中国向け輸出が全鉄鋼で50万6000トンと40・7%増加する一方、韓国が61万6000トンと16・2%減、台湾が24万1000トンと16・6%減、タイが27万4000トンと11・0%減だった。11月の普通鋼鋼材輸入量は24万2000トンと前年同月比3・4%減少した。



堅調だった韓国向け小棒輸出が縮小している。11月の対韓輸出は前月比27・1%減の3万7560トン。昨年6月のピーク11万トンから5カ月連続で減少した。韓国の建設需要が後退し、また円高ウォン安の傾向から輸出価格が抑えられたためとみられる。12月以降も増加要因はなく、輸出減に対して日本メーカーは減産で対応する構えをみせている。