|
2004年01月21日
・
東鉄、3ヵ月連続の全面値上げ
・ 03暦年全国粗鋼生産、1億1050万トン=80年に次ぐ高水準
・ 03年世界粗鋼9億6200万トン=04年は初の10億トンへ
・ 大同特殊鋼、ステン棒線再値上げ
・ 日新製鋼のIT機能、IBMへアウトソーシング
・ 03暦年全国粗鋼生産、1億1050万トン=80年に次ぐ高水準
・ 03年世界粗鋼9億6200万トン=04年は初の10億トンへ
・ 大同特殊鋼、ステン棒線再値上げ
・ 日新製鋼のIT機能、IBMへアウトソーシング
東京製鉄(池谷正成社長)は20日、2月契約の販売価格を発表し、原料の鉄スクラップ価格が高騰していることから、薄板、条鋼など全品種について建値を大幅に引き上げた。鋼板類はトン当たり3000円アップし、ホットコイルでベース5万2000円、条鋼類は同5000円上げ、H形鋼で同5万8000円とした。
「海外の原材料と製品マーケットの状況に合わせ」(安田英憲常務)、3カ月連続となる全面値上げを実施。2004年初めの東鉄販価は、原料コストの負担増を背景に大幅上げで始まった。
「海外の原材料と製品マーケットの状況に合わせ」(安田英憲常務)、3カ月連続となる全面値上げを実施。2004年初めの東鉄販価は、原料コストの負担増を背景に大幅上げで始まった。
日本鉄鋼連盟が20日発表した2003暦年の全国粗鋼生産量は前年比2・6%増の1億1051万トンとなり、4年連続の1億トン台乗せとなった。暦年粗鋼としては80年の1億1140万トンに次ぐ高水準で、1億1000万トン台乗せは90年以来13年ぶり。東アジアの旺盛な鋼材需要、国内自動車、造船をはじめ製造業向けの需要増加を反映した。
国際鉄鋼協会(IISI)は19日、2003年の世界の粗鋼生産が9億6200万トンだったと発表した。本年は初の10億トンに達すると見ている。約98%をカバーしている集計からの推計で、02年は9億トンを超えたとしていた。
63カ国の03年の粗鋼生産は過去最高の9億4514万トンと前年比6・7%増加。中国は21・2%増の2億2012万トンと一国で初めて2億トンを超えた。生産上位の顔ぶれは変わらないが、インドがブラジルを抜いて8番手に入った。中国を除くと生産の増加率は3%だった。
63カ国の03年の粗鋼生産は過去最高の9億4514万トンと前年比6・7%増加。中国は21・2%増の2億2012万トンと一国で初めて2億トンを超えた。生産上位の顔ぶれは変わらないが、インドがブラジルを抜いて8番手に入った。中国を除くと生産の増加率は3%だった。
大同特殊鋼は20日、3月出荷分からニッケル系ステンレス棒線価格の再値上げを実施すると発表した。上げ幅はトン当たり4万円。主原料であるニッケルの高騰に対応する。
大同は前回(昨年12月積み)、原料高からステンレス棒線のトン2万円値上げを実施したが、足元ではニッケル価格は一段と高騰。「汎用鋼種は一部で採算割れに陥っている」(ステンレス販売部)など、厳しい状況を強いられており、前回値上げ実施時からのLMEニッケル価格の上昇分(ポンド当たり2ドル程度)について、今回、これに対応した値上げを実施することとした。
大同は前回(昨年12月積み)、原料高からステンレス棒線のトン2万円値上げを実施したが、足元ではニッケル価格は一段と高騰。「汎用鋼種は一部で採算割れに陥っている」(ステンレス販売部)など、厳しい状況を強いられており、前回値上げ実施時からのLMEニッケル価格の上昇分(ポンド当たり2ドル程度)について、今回、これに対応した値上げを実施することとした。
日新製鋼は20日、日本IBMと今年4月から10年間にわたり、日新のIT(情報技術)サービス機能全般を日本IBMにアウトソーシングすることで合意したと発表した。内外の事業環境が急速に変化する中で、システム開発、運用、保守などITサービス機能全般をアウトソーシングすることによって、最先端の技術を常時活用、IT関連業務の高度化、効率化を図る。日新の主要グループ企業も組み入れ、グループ経営を強化する。