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2004年02月10日
日新製鋼は、ステンレスや超高耐食性めっき鋼板「ZAM」を中心とした戦略商品の売上数量比率を、05年度末をメドに現在の約35%から42%に引き上げる方針だ。策定中の新中期経営計画(04年4月―06年3月)に基本販売計画として盛り込む。汎用品から高付加価値商品へのシフトを加速、収益力を一層強化する狙い。さらに08年の発足50周年に向けての5年ビジョンにおいて、戦略商品比率の目標を50%まで引き上げていく方針。
神戸製鋼所は9日、鉄粉の全需要家向けの全鋼種を4月契約分から1トン5000円値上げすると発表した。値上げは25年ぶり。鋼種により幅があるものの、上げ幅は5%前後に相当する。昨年の原料スクラップ上昇分を製品に転嫁する動きで、その後の値上がりをにらんで、第2弾の値上げも視野に入れている。需要は自動車向けを中心に堅調に推移しており、値上げを通じて収益性を保つことで、安定供給を維持する方針だ。
小野建(小野建社長)は9日、東京支店浦安センター第3倉庫(千葉県浦安市港76―7)を新設するとともに、八戸営業所(青森県八戸市河原木字日計前46―2)を16日に開設すると発表した。浦安第3倉庫では鋼板類、条鋼類のほか、新たに中径角形鋼管や軽量C形鋼を扱うなど、在庫アイテムを拡充するとともに、出荷能力、出荷効率を高めることで、顧客ニーズへの対応を促進する。
鉄鉱最大手の伯リオドセ(CVRD)は6日、04年積みの高炉用ペレットの価格交渉で、ツバロン港積みを前年比19・0%、ポンタ・ダ・マデイラ港積みを20・1%値上げすることでティッセンクルップと合意したと発表した。カラジャス塊鉱は19・0%の上げ決着。CVRDと欧州大手のペレット交渉が決着したことで、日本との交渉も近くまとまる見通し。
日鉄鋼管は、素材の値上がり分を製品価格に転嫁するため、3月1日出荷分から鋼管類の販売価格を改定することを決めた。懸案であるトラック関連規制にともなう輸送コスト増分に関しては、ユーザーとの個別交渉が決まり次第、各出荷日から物流関連費用をトン当たり2000円程度引き上げる方針。原燃料・フレートの高騰によって、04年度以降も鋼材価格の続騰が予想され、同社では素材値上げ幅が確定次第、再値上げを要請していく。