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2004年03月04日
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JFEスチール、ニッケルサーチャージ制導入
・ ステン将来展望懇 「関税引下げ・備蓄活用を」
・ 大同特殊鋼社長に小澤氏
・ USスチール スポット販価、市価に連動上げ
・ 片倉の鋼管、4月納入分から引抜鋼管を値上げ
・ ステン将来展望懇 「関税引下げ・備蓄活用を」
・ 大同特殊鋼社長に小澤氏
・ USスチール スポット販価、市価に連動上げ
・ 片倉の鋼管、4月納入分から引抜鋼管を値上げ
JFEスチールが4月から、ニッケル系ステンレス厚板に「ニッケルサーチャージ制」を導入することが明らかになった。ステンレス鋼板へのニッケルサーチャージ制は欧米で定着しているが、国内での採用は初めて。JFEの厚板価格はニッケル価格の変動に完全連動することになる。
サーチャージ制とは原料価格の変動に連動して販価を設定する制度。ステンレスの主原料となるニッケルの国際市況は乱高下が激しく、ステンレスメーカーが変動分を個々の交渉によって短期間で販価にヘッジするのは困難を極める。製造コストに販価が見合わない状況に陥ることが多く、ニッケルサーチャージ制の導入の議論は、国内で数十年にわたり行われていた。
サーチャージ制とは原料価格の変動に連動して販価を設定する制度。ステンレスの主原料となるニッケルの国際市況は乱高下が激しく、ステンレスメーカーが変動分を個々の交渉によって短期間で販価にヘッジするのは困難を極める。製造コストに販価が見合わない状況に陥ることが多く、ニッケルサーチャージ制の導入の議論は、国内で数十年にわたり行われていた。
経済産業省は3日、同省内で「ステンレス製造業将来展望懇談会」の第2回会合を開き、ステンレス原料について意見交換した。
ニッケル価格高騰をディマンドプル型と分析、長期化を予想したうえで、課題としてフェロニッケル、フェロクロムの輸入関税の引き下げ、レアメタル備蓄制度の活用、マンガン含有のSUS200系ステンレス流入に際しての製品表示区分の必要性とリサイクルでの分別方法の開発なども指摘。今後の中国生産の拡大により需給バランスが崩れると、日本など他国市場に影響することも懸念、政府レベルで過熱した投資を抑制を働きかける話し合いも要請された。
ニッケル価格高騰をディマンドプル型と分析、長期化を予想したうえで、課題としてフェロニッケル、フェロクロムの輸入関税の引き下げ、レアメタル備蓄制度の活用、マンガン含有のSUS200系ステンレス流入に際しての製品表示区分の必要性とリサイクルでの分別方法の開発なども指摘。今後の中国生産の拡大により需給バランスが崩れると、日本など他国市場に影響することも懸念、政府レベルで過熱した投資を抑制を働きかける話し合いも要請された。
大同特殊鋼は3日、高山剛社長(67)が代表権のある会長に就き、後任の社長に小澤正俊常務(61)が昇格するトップ人事を内定したと発表した。6月下旬開催予定の定時株主総会後の取締役会で、正式決定する。
USスチールはスポット向け販売価格を市場価格に連動して引き上げる方針を明らかにした。1ネットトン30ドルの原料サーチャージは維持する。原料炭不足で減産していたコークス工場は月末までにフル操業を回復できる見通し。輸入減などによる需給の引き締まりで製鉄施設をフル操業するなか、原燃料高を価格に転嫁したうえで収益を改善する。
大手引抜鋼管メーカー、片倉の鋼管(本社=大阪市西淀川区、片倉武士社長)は、材料価格の値上げにともなうコストアップに対応するため、4月納入分から引抜鋼管の値上げを実施する。上げ幅は電縫鋼管、シームレス鋼管の冷間品をトン当たり1万2000円を最小幅とし、合金鋼を含む製品はこれを上回る幅で価格改定を行う。