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2004年03月09日
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韓国鉄鋼各社、国内向けに供給拡大
・ 広州JFE鋼板、JFEエンジにCGL発注
・ Fクロム交渉、12−15セント上げで開始
・ 普電工・高島会長 「全力で供給責任をまっとうしてほしい」
・ 東京のH形、置き場7.2万円へ
・ 広州JFE鋼板、JFEエンジにCGL発注
・ Fクロム交渉、12−15セント上げで開始
・ 普電工・高島会長 「全力で供給責任をまっとうしてほしい」
・ 東京のH形、置き場7.2万円へ
韓国の鉄鋼メーカー各社は、政府の国内鉄鋼市況の過熱抑制の意向を受け、国内向け供給の拡大に乗り出す。高炉一貫のPOSCOは、輸出ロールを削減し、29万トンを国内に回す。東国製鋼は、輸出を全面中断し、35万トンを国内に回す。また鉄筋メーカーはINIスチールを中心に6万7000トンを国内に出荷する。輸出削減と増産対応が中心となっており、当面80万トン程度を国内向けに増加させる。
中国・広州JFE鋼板はこのほど、溶融亜鉛めっき鋼板製造ライン(CGL)をJFEエンジニアリングに発注した。同CGLは年産能力40万トン、発注額は約50億円。JFEエンジは関係会社のスチールプランテックと連携して、対応する。このCGLは、旧川崎製鉄、旧NKKの製鉄プラント技術などJFEグループの技術・ノウハウを結集する第1号の新規製鉄プラントとなる。
フェロクロムの4―6月積み価格交渉で、南アの生産者は欧州、極東のステンレスメーカーに対して、単位当たり12―15セントの値上げを唱えて実質的な交渉に入った。南ア通貨のランド高に加えて、コークス、フレートの急激な上昇分の転嫁を供給側は主張。需要家側は値上げの方向について理解を示しているが、95年の17セント以来の2ケタの値上げ要請を深刻に受け止めている。12セントの値上げはステンレスのコストで1トン6000円に相当するため、ステンレス製品価格に新たな上昇圧力が加わりそうだ。
普通鋼電炉工業会(会長=高島成光・共英製鋼会長)は8日、定例の正副会長会議後に記者会見を開き、高島会長は「鉄スクラップが不足し、在庫が少なく適正配合ができず、トンパワーが落ちている。製品供給が細る懸念があるが、会員各社は全力で供給責任をまっとうしてほしい」と各社に要請した。
東京地区のH形鋼市況は、今週中にもトン2000円上昇して、置き場でベース7万2000円、持ち込み7万5000円になる見通しだ。流通は、メーカーの値上げや品薄感を背景に、今週から唱えを上げている。ただし、これまでの急騰で需要家の間に戸惑いが広がっていることや、鉄スクラップ価格が下落に転じたことなどを考慮して、先行きへの懸念から「むやみに高値をあおらないようにする」方針。大幅な乱高下を招くことなく、現在の市況水準が続くことを求めている。