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2004年06月03日
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淀川製鋼所、中国に初の事業拠点=建材製品を製販
・ 新日鉄、7月出荷 店売り薄板を値上げ
・ 中国コークス輸出規制=鉄鋼業への影響調査
・ 住商・スミプテSC、プレス加工量を拡大
・ タイ薄板市況、二極分化の様相
・ 新日鉄、7月出荷 店売り薄板を値上げ
・ 中国コークス輸出規制=鉄鋼業への影響調査
・ 住商・スミプテSC、プレス加工量を拡大
・ タイ薄板市況、二極分化の様相
淀川製鋼所(鈴木鐸志社長)は2日、台湾子会社SYSCOの子会社である淀鋼國際が、中国における建材製品の製造・販売会社を設立したと発表した。新会社名は「淀鋼建材(杭州)有限公司」で、淀川製鋼所グループとしては初の中国事業拠点となる。新会社の設立は、現地のおう盛な建築需要への対応を目的とするもので、製品の母材は淀川製鋼所ないしSYSCOから調達し、当面は年間600―800トンの販売態勢を見込んでいる。
新日本製鉄は7月出荷分から、店売り向け薄板の値上げを実施する。値上げ幅は熱延鋼板(黒皮)トン当たり5000円、酸洗、冷延、表面処理鋼板がそれぞれ3000円。薄板需給のタイト化と国際市況との格差、原料等のコスト増加から判断した。すでに流通各社に意向を伝えている。4月以来の値上げとなる。
日本政府は中国のコークス輸出規制措置が「世界貿易機関(WTO)協定違反」として、コークスの輸出許可証(EL)発給抑制による日本の鉄鋼企業への影響などを調査し、今後の対応を検討する。2日午後の段階では中国政府側からの具体的な動きはみられないが、欧州連合(EU)と同様の政府間交渉なども視野に改善を要請していく方針だ。
住友商事の現地コイルセンター、スミプテ・スチールセンター(SUMIPUTEH、幸田好弘社長)は、堅調な家電需要を受けて加工量を伸ばしている。特にプレス加工が繁忙で、老朽化更新として今秋に300トンブランクラインをリプレースする予定。環境ISO取得など需要家の数量・品質要求に対応していく。
タイの薄板市況は、二極分化の様相を呈している。昨年来から上昇し続けていたホットコイル(黒皮)は、中国市況の調整局面を背景に足元下落、汎用冷延も横ばいで推移。一方、高級品種は需給がひっ迫し、アジア各ミルの値上げから強基調を維持している。「鉄スクラップ価格の下落が影響」(日系商社筋)しており、中国次第の情勢が続くが、供給先の多い汎用品と、供給量に制限のある高級品とで市況形成が異なってきている。