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2004年08月06日(金)
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住商、中国・台湾の薄板CC網の機能拡充を加速
・ トピー工業、愛知博 二リアモーター軌道資材など受注
・ 神鋼・加古川、粗鋼 初の600万トン台へ
・ 新日鉄・釜石、生産・出荷 過去最高に挑戦
・ 大阪・鉄スクラップ、電炉買値が2.8万円台に
・ トピー工業、愛知博 二リアモーター軌道資材など受注
・ 神鋼・加古川、粗鋼 初の600万トン台へ
・ 新日鉄・釜石、生産・出荷 過去最高に挑戦
・ 大阪・鉄スクラップ、電炉買値が2.8万円台に
住友商事は、中国および台湾の薄板コイルセンター(CC)網の機能拡充を加速する。華北地区にある天津華住金属製品の能力増強工事、華南の東莞住商益安金属製品の在庫ヤード拡張工事に着手。台湾では美生金属工業の第2工場を高雄に建設中。さらに華北で1カ所のCC新設を検討中で、内陸部でのCC設置も視野に入っている。
トピー工業は5日、来年開催の2005年日本国際博覧会「愛・地球博」の主要交通機関の一つとなるリニモ(愛知高速交通東部丘陵線)で採用された超電導磁気浮上式リニアモーターカー(HSST)の軌道資材(レールや枕木)を提供し、リニモの橋梁架設工事も受注したと発表した。
トピーは、80年代から中部エイチ・エス・エス・ティ開発株式会社と共同で、トピーの主力生産拠点である豊橋製造所でHSSTの軌道開発と実用化を進めてきた。"
神戸製鋼所加古川製鉄所(所長=田中毅常務執行役員)の04年度生産量は、粗鋼ベースで615万トンと過去最高が予想されている。加古川製鉄所として粗鋼600万トン台の生産は初めてのこと。受注好調によりフル稼働状態が続いているもので、高水準の生産を維持していくための「安定操業」が最大の課題となっている。
新日本製鉄棒線事業部釜石製鉄所(所長=調和郎参与)は2004年度、過去最高の生産・出荷量を記録した03年度を10%上回る生産・出荷量に挑戦する。すでに本年6月の出荷量は、過去最高だった03年7月の記録を1000トン近く上回る新記録を樹立している。一貫生産性の最大化、一貫ベストの追求、製造実力の強化に取り組み、強固な収益体質の確立をめざす。
大阪地区電炉各社の鉄スクラップ買値が今週に入って1000円前後上昇し、H2の実勢値は2万8000円台に乗った。これで底入れした6月末からの上げ幅は1万円近くに達し、H2価格は本年ピークだった3月の水準まで戻りつつある。