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2004年08月18日(水)
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ステン鋼板市況、薄板と厚板に温度差
・ 新日鉄・エンジ、エネ・鉄構海洋 海外比率引上げへ
・ 阪和興業、中間連結経常益100億円に
・ 印タタ、シンガポール・ナットスチール鉄鋼事業を買収
・ 関西鋼板市況、盆明け1000―3000円上伸
・ 新日鉄・エンジ、エネ・鉄構海洋 海外比率引上げへ
・ 阪和興業、中間連結経常益100億円に
・ 印タタ、シンガポール・ナットスチール鉄鋼事業を買収
・ 関西鋼板市況、盆明け1000―3000円上伸
ステンレス鋼板市況は、需給環境の差異によって、薄板と厚板にかなりの温度差が生じている。需給のひっ迫が続き、力強い値上がり基調が続く厚板に対し、薄板は4月から需要に勢いがなくなり、「6月までにタイト感はなくなった」(大手コイルセンター首脳)。
ただ、メーカーの強腰が市況を支え、薄板も厚板同様、値上がり基調は維持。当面は需給環境が大きく変化する要素は見当たらないが、市況は直近のニッケル再高騰の影響を受け「秋口にかけて、値上がりの風がもうひと吹きしそう」(問屋営業担当)だ。
ただ、メーカーの強腰が市況を支え、薄板も厚板同様、値上がり基調は維持。当面は需給環境が大きく変化する要素は見当たらないが、市況は直近のニッケル再高騰の影響を受け「秋口にかけて、値上がりの風がもうひと吹きしそう」(問屋営業担当)だ。
新日本製鉄はエンジニアリング事業でエネルギー、鉄構海洋での海外比率を高める。エネルギーではサハリンプロジェクトをはじめロシア、東南アジアなどでの石油・天然ガス開発を照準に引き続き展開を拡大、鉄構海洋でも中国、東南アジア、米国での橋梁需要の伸びが見込まれることから、海外比率を売り上げ構成対比で現状20%弱から20―30%にアップする。
本年度の組織改正で鉄構海洋とエネルギーを統合、パイプラインでは海底から陸上まで一貫して手掛ける態勢に刷新されるなど所管するアイテムが拡大したのを受けて、より事業展開力が強化された。2005年度までの中期経営計画の推進に当たり、組織再編効果の最大化を念頭に新規需要を開拓、海外事業を取り込んでいく。
本年度の組織改正で鉄構海洋とエネルギーを統合、パイプラインでは海底から陸上まで一貫して手掛ける態勢に刷新されるなど所管するアイテムが拡大したのを受けて、より事業展開力が強化された。2005年度までの中期経営計画の推進に当たり、組織再編効果の最大化を念頭に新規需要を開拓、海外事業を取り込んでいく。
阪和興業は17日、2005年3月期の業績予想を変更し、中間期の連結売上高は前回予想比260億円増の4170億円、経常利益同45億円増の100億円、当期利益同30億円増の83億円とするなど大幅な上方修正を行った。前年同期比では同経常利益、当期利益とも倍増となる見通し。主力の鉄鋼事業が、堅調な国内需要とともに中国向け輸出が好調で、4―6月期業績が大きく好転したため。
印鉄鋼大手のタタ・アイアン・アンド・スチールは16日、シンガポールの鉄鋼大手、ナットスチールの鉄鋼事業を約4億8640万シンガポールドル(約314億円)で買収する最終合意を結んだと発表した。買収を通じてタタは年産600万トンに拡張するとともに、中国、東南アジア各国に拠点を広げる。
関西地区の鋼板の定尺市況は旧盆休み明けから、上伸している。品種的には盆休み前に比べ、熱延鋼板が2000―3000円、冷延鋼板が3000円、電気めっき鋼板が1000円、厚板が1000円上昇。メーカーの値上げが急ピッチで、かつ大幅に行われている中で、流通各社がこれの転嫁に努めていることによるもの。定尺扱い特約店は来週から、さらに唱えを上げる方向だ。