2014年9月2日

新日鉄住金・タタ製鉄、印で車鋼板供給確立 冷延合弁ミルを開所

 新日鉄住金は、インドで自動車用鋼板の現地供給体制を確立した。印鉄鋼大手のタタ製鉄と1日に両社合弁の自動車用冷延鋼板製造・販売会社の工場開所式典を開催。両社の経営資源を活用し、連続焼鈍設備ラインを導入して日系自動車向け中心に生産する。インドは自動車生産台数が近年伸び、高張力鋼含め高品質の鋼板の需要が増えている。最新鋭の設備を備え、需要家の現地調達ニーズに応えることで成長を続ける自動車市場をとらえる。