2015年5月11日

中国上場鉄鋼メーカー、連結純損益6社赤字 14年業績 鋼材販価下落響き

中国の上場鉄鋼メーカー主要29社の2014年業績が4月末に出そろった。連結純損益は6社が赤字、12社が減益。売上高は22社が減少と悪化した。原料価格が大幅に下がったにもかかわらず、鋼材の販売価格が下落し、販売量も伸び悩んだ。15年は最大手の宝山鋼鉄が増収を計画するものの、鋼材価格の軟化が続くと予想。不動産投資の後退による需要の減少が鮮明化しつつあり、4月末までに鉄鉱石価格が上下動する一方で鋼材市況は下落の一途。採算がさらに悪化する企業が続出しそうだ。







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