2016年2月5日

中国の安価「ビレット」15年輸出、推定2610万トン 鉄リサイクリング・リサーチ調査リポート

 鉄リサイクリング・リサーチ(本社=茨城県利根町、林誠一社長)は、5日発表した調査リポート『中国4大波の今』で、2015年に中国から合金鋼として輸出されたビレットは前年比89・0%増の2610万トンと推定した。アジア地域を主とする電炉保有の発展途上国に輸出されており、実際には安価ビレットとして輸入国の電炉粗鋼生産を代替、鉄スクラップ輸入を抑制する要因となっている。中国の鋼材や銑鉄、鉄スクラップの輸出による影響も示し、日本の鉄スクラップのブランド強化をあらためて提言した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社