2018年12月11日

中国鋼材市況が反発 先物続き現物も1000円高

 中国の鋼材市況は先週に反転上昇した。米中首脳会談を先物市場が好感し、鋼材価格が先週初めに反発。現物市況に波及し、1カ月でトン約1万2000円下落していた異形棒鋼は先週に1000円強上がった。米中関係はなお不安定。景気減速懸念は根強く、冬場の不需要期や春節(旧正月)前の商談停滞が重なり、市況の上げ余地はあるものの一本調子で戻る様子は見えない。







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