2020年7月21日

中国熱延市況、昨夏水準に回復

 中国の熱延コイル市況が続伸し、昨年7月の水準に戻した。全国平均トン3973元(約6万円、増値税込、中国鋼鉄工業協会調べ)と直近底の4月初めから約8000円上昇。自動車など製造分野の需要が増える中、急伸する株価・先物相場が現物市況を刺激した。高騰する鉄鉱石価格も上げ材料となり、軟化していた条鋼市況が上げに転じた。中・南部の豪雨の復興需要が見込まれ、鋼材市況は高位を示した昨年前半の水準に近づきそうだ。







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