2021年1月15日

中国20年、鋼材輸出量5年連続減

【上海支局】中国の2020年の鋼材輸出量は5367万1000トンと前年比16・5%減り、5年連続減少した。12年以降、過去8年の最低。政府の景気対策を受けて内需が拡大し、鋼材市況が上昇したため、鉄鋼企業が採算性の高い国内販売を優先した。新型コロナウイルス禍で需要が低迷した海外から割高な中国に鋼材が流れ込み、輸入は2023万3000トンと同64・4%増え、06年以降の最高となった。年後半に輸出が増え輸入が減っており、21年は海外市場の回復とともに高輸出・低輸入の傾向に転じそうだ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more