2021年1月20日

中国 鋼板輸出12月300万トン超 8カ月ぶり、国際市況高映す

【上海支局】中国の鋼板輸出が12月に300万トンを8カ月ぶりに超え、増加基調を鮮明にした。海外の需要が徐々に回復し、国際鋼材市況が上がったことで中国国内の鋼材価格との差が縮まったためとみられる。沿岸部などで新製鉄所が相次ぎ稼働し、鋼板の生産能力が増え、輸出余力が高まっていることも背景にある。棒鋼類の輸出もジワリと増えており、高水準の鉄鋼生産と冬場の不需要期の狭間で余剰となった鋼材を輸出する動きが広がる可能性がある。







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