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2024.12.4
2021年4月27日
中国の鋼材市況が再び上がり始めた。上海地区の熱延コイルは先週末にトン5760元(約9万8000円、増値税込)と1週間で120元上がり、金融危機以降の最高を記録。政府が不動産引締め策を行う観測から一時調整されたが、需要は堅調で市中の鋼材在庫は4月中旬に大きく減少。原料高や政府の鉄鋼減産政策を材料に反転した。粗鋼生産は増えているものの、強い内需や輸出の増加で需給が調整され、市況は強い基調を保ちそうだ。
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