2009年7月3日

日鉱金属、電材加工品の生産回復=磯原、ITO材フル操業

 日鉱金属の電材加工製品の生産が回復基調にある。磯原工場(茨城県)で生産しているスパッタリングターゲット材は液晶パネルの透明電極に使うITO(インジウム・錫酸化物)やハードディスク(HD)用の白金系材料がフル生産に入った。

 白銀工場(茨城県)やフィリピンの銅箔も足元の受注は一服しているが、ピークだった2008年上期の8割まで生産が回復している。伸銅品の倉見工場(神奈川県)も7月の生産はピーク時の9割まで戻る見通しだ。







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