2009年7月30日

広東隆達アルミ、月産3000トンに強化

 大手脱酸剤メーカー、日本金属が出資する中国の大手アルミ二次合金メーカー、広東隆達アルミ(清遠市経済工業特区)は、今年末までに生産量を足元の約40%増となる月3000トンまで拡大させる方針だ。

 昨秋以降の景気悪化の影響で、年明けから受注量が減少したものの、春先以降は内需回復に連動し生産が漸増している。自動車産業の冷え込みを受けて、昨秋から凍結している第2期拡張計画については「中国の需要、市況などを見ながら、2010年以降に検討する」(杜永立・総経理)。