2009年12月3日

アルミ二次合金、11月も据え置き決着

 アルミ二次合金各社とダイカストメーカーなど需要家各社との間で進められていた11月積み製品値決め交渉(単月後決め)がこのほど、「前月比据え置き圏内」(複数の合金各社)でほぼ一巡したもようだ。

 合金各社は10月に続きキロ5―10円の値戻しを需要家筋に要請したが、2カ月連続の据え置き決着を余儀なくされた格好。この結果、代表品種のAD12・1価格はキロ190―200円(最終需要家渡し、120日手形ベース)が一応の価格帯と推測される。