2010年7月28日

住電日立ケーブル、出荷4・5%減 屋内配線低迷、赤字続く

 日立電線、住友電気工業、タツタ電線の建設用電線共同販売会社・住電日立ケーブル(HS&T)は、2010年4―6月期の電線総出荷量(銅量)が、前年同期比4・5%減となった。国内建設市場の長期停滞で、屋内配線用電線の需要は底ばいが続く。

 11年3月期は通期経常黒字の回復をめざすが、4―6月期は物量減を主因に赤字が続いた。受注工事件名ごとに利益管理を徹底し、とくに適正銅ベースの獲得・維持に注力して黒字転換を図る。







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