住電日立ケーブル、建設用 足元出荷２割増

　日立電線、住友電気工業、タツタ電線の建設用電線共同販売会社、住電日立ケーブル（本社＝東京都台東区）は、電線の製造・物流体制がほぼ復旧した3月末から足元までで、出荷量が前年同期比約2割増で推移している。震災前の計画比でも上ぶれ。一方、製造委託先のグループ工場が一部被災した影響で、在庫品の完成率は計画比約9割にとどまり、出荷量の方が在庫完成量に対して2割ほど多い。