2010年10月5日

2011年銅供給43・5万トン不足 ICSG予測

 国際銅研究会(ICSG)がこのほど発表した世界需給予測によると、2011年は43万5000トンの供給不足になる見通し。

 中国を中心とするアジア地域の需要増加に対して、地金の供給が追いつかない。品位低下や鉱山開発などの遅れによる原料鉱石の不足が、地金生産を抑制する要因となり、世界需給は今年の20万トン余剰見通しから、07年以来4年ぶりに不足に転じることになる。